マックスバリュ東北/価格競争の激化で当期損失は17.6億円
2008年10月10日 / 決算
マックスバリュ東北が10月8日に発表した2009年2月期(2008年2月~8月)中間決算(非連結)は、売上高は475億2300万円(前年比6.9%増)、経常損失は3億1300万円、当期損失は17億5800万円と減益となった。
新設した店舗は4店舗で、一方で3店舗を閉店し、店舗数は青森県が25店舗、秋田県が36店舗、山形県が27店舗、岩手県が1店舗の合計89店舗。
売上総利益面では、値入率の改善や在庫の削減などに取り組んだが、価格競争の激化などで、売上総利益率は前年同中間期の23.7%から、22.5%へ1.2ポイントの低下となった。
経費の圧縮に努めたが、新規店舗を4店舗開設したこともあり、当初の経費予算を若干下回る圧縮にとどまり、販売費と一般管理費は前年同中間期比6.7%増加。
食品部門では、継続的にお買い得価格を提供し、手づくり関連商品や米飯関連商品などの販売を強化したが、水産品の消費低迷などもあり、売上高は440億1500万円(7.5%増)。
非食品部門では、異業種との競争もあり、売上高は24億3300万円(2.5%減)。
通期の見通しでは、不振店舗については業態転換やスクラップを進め、売上高は920億円、経常利益は1億円、当期損失は15億円。