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日用品流通/ネット利用は、楽天・Amazon2強へ

2013年09月19日 / 経営

プラネットは9月19日、消費者調査報告「インターネットは日用品流通をどう変えるか2013」を発表し、ネットの利用サイトは楽天市場とAmazonの2強構造がより明確になった。

<日用品購入の場>

(100円ショップ、介護用品は2011年は未調査)

日用品購入の場として、ドラッグストアが多くのカテゴリで2011年調査結果比10%以上伸び、インターネットでの買い物は頻度・1回あたりの購入金額共に増加傾向にある。

<日用品の購入サイト>

購入サイトでは、20代男性ではAmazon が楽天市場を抑えてトップに、女性より男性、年齢的には若年層のAmazon 利用率が高く、女性はメーカー直販サイトが3位に入っている。

ネットショッピングの利用率は67%を超え、3人に2人はインターネットショッピングをしており、インターネットショッピングに対する考え方は「慎重派」と「積極派」に2分化しているものの、90%以上の人が「今後も利用したい」と回答していた。

<化粧品の購入の場>

基礎化粧品・メイクアップ化粧品の購入場所として、ドラッグストアに次ぐ2位にインターネットが挙がり、両者合わせて約7割を占めている。

<化粧品を選定時に重視する情報はどこから 基礎化粧品>
(%)

<化粧品を選定時に重視する情報はどこから メイクアップ化粧品>
(%)

化粧品を知るきっかけは「店頭」「マスメディア」「インターネット」の順になっているが、最初にテレビCMで認知しても、店頭で「商品実物」を手に取って「テスター」で試し、「クチコミ情報」などに基づき比較・検討する、という行動パターンが伺えた。

調査は、全国の日用品購入者(20歳から64歳までの男女)、3,000名を対象に実施した。

■調査報告書 「インターネットは日用品流通をどう変えるか 2013」
http://www.planet-van.co.jp/research/pdf/2013_report.pdf

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