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キリン堂/海外部門の事業統合

2013年11月01日 / 海外経営

キリン堂は11月1日、海外部門で事業統合すると発表した。

中国連結子会社である麒麟堂美健の事業を持分法適用会社となるBEAUNET社の100%子会社である璞優(上海)に譲渡し、事業を統合する。

キリン堂は、香港法人であるBEAUNETの株式を保有する。両社の事業展開領域、ノウハウやネットワークを融合することによりシナジーを発揮し、企業価値の向上を目指す一環。

麒麟堂美健と璞優(上海)の事業は、取扱商品は異なるが、日中間の貿易業務を営むとともに、中国内での卸業務においては、日系小売企業をはじめ共通の顧客をターゲットとしているなど、事業シナジーが見込まれることより、今般、中国事業を統合し早期に事業価値の向上を図るため、両社の中国現地法人の事業統合について合意した。

麒麟堂美健が営むすべての事業を璞優(上海)に譲渡する方法により統合を実施し、その後に麒麟堂美健は解散、清算する。

統合に伴い、キリン堂と璞優(上海)との間で、相互に協力して日中間の貿易取引や中国内での事業展開を行うことを内容とした事業提携契約を締結する。

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