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2008年化粧品市場調査/市場規模は0.3%減の2兆2316億円

2009年07月29日 / トピックス

富士経済が7月29日発表した2008年の化粧品市場調査結果によると、市場規模は前年比0.3%減の2兆2316億円となった。

景気後退は、不況に強いと言われる化粧品市場にも影響を与え、2004年以降続いてきた微増推移から一転し前年を下回った。

同社、2009年も市場の低迷が続くとみており、高価格帯製品市場は安定した需要がありプラスを維持するが、市場規模の大きい中価格帯製品市場がマイナスとなることから、2009年の市場規模は、前年比0.4%減の2兆2229億円になると見込んでいる。

高価格帯の2008年の市場規模は、前年比3.2%増の5836億円。スキンケアやベースメイクは、アンチエイジング効果を中心に高品質・高機能製品の需要が高かった。高い機能性やファッション性など重要視されるポイントを満たす高価格帯製品に需要が集まっていることから、全てのカテゴリーで拡大が続いている。

中価格帯は2.1%減の1兆142億円。低価格帯は0.8%減の4931億円だった。

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