ワールドは、20代から30代の女性をメインターゲットにその母親と子どもの3世代に対応したファッションライフスタイルストア「SHOO・LA・RUE(シューラルー)」のフランチャイズ事業が30法人と契約、62店舗を出店し、着実に拡大している。
食品スーパーやショッピングセンターを始め、業種を越えて優良な小売流通企業をパートナーにフランチャイズ事業を推進し、天満屋ストア(岡山市)の7店舗、フジ(愛媛県松山市)の6店舗、ヤスサキ(福井県福井市)4店舗、株イズミ(広島市)は3店舗を出店するなど、地盤とするエリアでの店舗網を広げている。
<ヤスサキが運営する「シューラルー」武生楽市店(福井県武生市)>
独自に開発したマニュアル、情報システム、教育プログラムといったフランチャイズパッケージを提供することで、フランチャイジー企業は、店舗運営に専念でき、発注業務を全て代行するので、フランチャイジー企業において、専任MD、バイヤーなどは必要ない。
新任店長研修、開業前研修を始め、出店後の店長フォローアップ研修、サブスタッフ研修まで、店舗組織人材全てを対象にした教育プログラムを整えている。
本部スタッフが定期巡回し、店舗運営を支援するとともに、フランチャイジーの経営層に向けたマネジメントレイヤーセミナーで組織作りの手伝いも行う。
天満屋ストアでは、2012年から「シューラルー」のフランチャイズに取り組み、現在7店舗を展開している。一番のメリットは、マーチャンダイジング全般とマーケティングの仕組みや情報システムなども含めて、ワールドが長年培ってきたファッションビジネスのノウハウが学べ、活用できること。また、「シューラルー」が持つ“見栄えのよい”店舗アトモスフィーとVMD力によって、売場フロアー全体の鮮度アップに繋がると共に、自館の集客力向上にもつながっているという。
なお、フランチャイズ事業は、ワールド100%子会社のワールドフランチャイズシステムズが展開している。
■ワールドフランチャイズシステムズ
http://corp.world.co.jp/popup/franchise2.html
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。