流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





ワールド/20代から30代の女性向けブランド、フランチャイズ事業強化

2016年10月04日 14:21 / 商品店舗経営

ワールドは、20代から30代の女性をメインターゲットにその母親と子どもの3世代に対応したファッションライフスタイルストア「SHOO・LA・RUE(シューラルー)」のフランチャイズ事業が30法人と契約、62店舗を出店し、着実に拡大している。

食品スーパーやショッピングセンターを始め、業種を越えて優良な小売流通企業をパートナーにフランチャイズ事業を推進し、天満屋ストア(岡山市)の7店舗、フジ(愛媛県松山市)の6店舗、ヤスサキ(福井県福井市)4店舗、株イズミ(広島市)は3店舗を出店するなど、地盤とするエリアでの店舗網を広げている。

<ヤスサキが運営する「シューラルー」武生楽市店(福井県武生市)>
ヤスサキが運営する「シューラルー」武生楽市店(福井県武生市)

<半年に一度開催するフランチャイズ店舗の店長会>
半年に一度開催するフランチャイズ店舗の店長会

<優秀店舗の店長が成功事例を共有し、相乗効果を促進>
優秀店舗の店長が成功事例を共有し、相乗効果を促進

独自に開発したマニュアル、情報システム、教育プログラムといったフランチャイズパッケージを提供することで、フランチャイジー企業は、店舗運営に専念でき、発注業務を全て代行するので、フランチャイジー企業において、専任MD、バイヤーなどは必要ない。

<事業スキーム>
事業スキーム

新任店長研修、開業前研修を始め、出店後の店長フォローアップ研修、サブスタッフ研修まで、店舗組織人材全てを対象にした教育プログラムを整えている。

<教育プログラム>
教育プログラム

本部スタッフが定期巡回し、店舗運営を支援するとともに、フランチャイジーの経営層に向けたマネジメントレイヤーセミナーで組織作りの手伝いも行う。

天満屋ストアでは、2012年から「シューラルー」のフランチャイズに取り組み、現在7店舗を展開している。一番のメリットは、マーチャンダイジング全般とマーケティングの仕組みや情報システムなども含めて、ワールドが長年培ってきたファッションビジネスのノウハウが学べ、活用できること。また、「シューラルー」が持つ“見栄えのよい”店舗アトモスフィーとVMD力によって、売場フロアー全体の鮮度アップに繋がると共に、自館の集客力向上にもつながっているという。

なお、フランチャイズ事業は、ワールド100%子会社のワールドフランチャイズシステムズが展開している。

■ワールドフランチャイズシステムズ
http://corp.world.co.jp/popup/franchise2.html

関連記事

商品 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧