イオン/2017年ワイン販売シェアで日本一に
2018年01月15日 11:10 / 商品
イオンリテールは1月11日、2017年のワイン販売シェアが日本一になったと発表した。
自社調査に基づくもので、日本国内の家庭用ワイン市場約1560億円に対してグループ合計で約20%の販売額シェアを獲得したという。単純に売上高に換算すると約310億円強となる。
イオングループは少なくとも2014年以降は、販売シェアで日本一になっていると見ているが、ワインの販売シェアを公表したのは初めて。
グループでは、ワインをより手ごろな価格で販売するため2006年に、グループのワイン調達会社コルドンヴェールを設立した。
2013年には、ワインを中心としたリカー専門店を展開するイオンリカーを設立し、より専門性の高い売場づくりに取り組んでいる。
現在は、ワインの専門知識をもった社内資格の有資格者である「イオンリカーアドバイザー」を全国で700人配置し、接客を通じてより深い商品紹介と楽しみ方を提案している。
実際に、ワインと食のマリアージュを体験できるバルを19店で展開し、今後も実施店舗を増やす予定だ。
バルは、有料試飲的な機能も有しており、気に入ったワインがあれば、隣接するワイン売場で購入することもできる。
ワイン販売シェア日本一を記念して、「イオン」「イオンスタイル」「マックスバリュ」「ダイエー」などグループ約2200店で、シェア日本一記念「直輸入ワイン大放出セール」を開催する。
ロバート・モンダヴィ・ウッドブリッジ・カベルネ・ソーヴィニョン750mlを通常価格税込1058円を861円、モンテラーゴ・ティント・コセチャ750ml・480円を378円などで販売する。
税別価格480円、580円、780円、880円で販売している均一価格のワインは、それぞれ378円、448円、698円、798円のセール価格で提供する。
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