イオン/3年で5億円目標、トップバリュでオーガニックコスメ
2018年08月17日 12:30 / 商品
イオンは8月21日から順次、全国の「イオン」「イオンスタイル」など約450店で、トップバリュ初の国際オーガニック認証取得のスキンケア化粧品シリーズ「トップバリュ グリーンアイオーガニック geo organics(ジーオ オーガニクス)」を発売する。
「ジーオ オーガニクス」シリーズは肌環境を整え、肌をやわらかくするオイルの動きに着目し、肌本来のチカラを引き出すオイル美容をメインとしたオーガニクス化粧品。
オーガニックコスメ市場が伸長していることに対応したブランドで、発売当初は9アイテムで開始し、順次、展開アイテムを拡大させ、3年後に単独ブランドで5億円の売上を目指す。
ピュアオイル(各27ml)を5アイテム展開。コールドプレス製法により植物のもつ栄養素をそのまま生かした100%ピュアオイルで、オイルが酸化しにくい二重構造ボトルを採用した。
アルガン(税込2160円)、ホホバ、アプリコット、マカデミア、ブレンド(各1944円)で販売する。
スキンローション(150ml1944円)、クレンジングオイル(150ml1620円)、クレンジングミルク(120ml1620円)、泡洗顔(150ml1620円)を用意した。
肌環境を整え、肌をやわらかくするオイルの動きに着目し、化粧水の前にブースター(導入液)としてオイルをなじませ、ローション(化粧水)で肌を整えるのが特徴。
乳液がなくてもしっとりと仕上がるため、忙しいときも手間がかからずお手入れできるという。
オーガニックコスメは3000円台から2万円台と幅広い価格帯で販売されているが、2000円前後という手ごろな価格で展開することで、毎日、無理なく使用できるオーガニックコスメを目指した。
イオンリテールでは約5年前からナチュラル&オーガニックコスメの展開を開始。現在、約120店にナチュラル&オーガニックコスメコーナーを導入している。
オーガニックコスメコーナー導入店の化粧品売上と客数は、ともに10~20%増と好調に推移しているという。
ナチュラル&オーガニックコスメコーナーの売場面積は平均で33m2~43m2、最大66m2。主力15ブランドを柱に、合計31ブランドを展開している。
現在、イオンリテールでは美と健康のコミュニケーションストアとして、トレンド発信の品ぞろえと社内資格のビューティーアドバイザーを配置したグラムビューティークを46店で展開している。
グラムビューティークは、カウンセリング化粧品コーナー、セルフ販売の一般化粧品コーナー、トレンドバラエティーコスメコーナーの3つを柱に展開する化粧品売場。
ナチュラル&オーガニックコスメコーナーは今後、商圏特性に合わせて250店まで拡大する計画だ。
なお、現段階ではイオングループのドラッグストア各社で取り扱う予定はないという。
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