そごう横浜店/コスメフロア体験型ショップ拡充、売上目標84億円
2018年08月17日 12:30 / 店舗
そごう・西武は8月17日、「そごう横浜店」1階ビューティフロアをグランドオープンした。
<「そごう横浜店」体験型サービス拡充(メイクアップステーション)>
化粧品を展開する1階、地下1階フロアを3月中旬より3段階に分けてオープン。45ブランド2800m2から、約6割増の70ブランド4400m2に拡充した。
ビューティーの「パーソナライズ」機能にこだわった、新ビューティー・コスメフロアの売上目標は、2019年度(改装後)約84億円(17年度比約30%増)。
平均客単価はメイクアップ4000円代後半から5000円、スキンケア+メイクアップで約9800~1万円。
新しいビューティフロアのテーマは、「Let’s Play Beauty!」。ただ、モノをそろえた化粧品売場ではなく、一人ひとりのニーズ、悩みにあったコンサルティングサービスを強化した。
ヘアケア、サプリメント、健康食品、アロマオイル、美容機器など、化粧品に留まらずライフスタイル全般に関する幅広いコンテンツに広がりつつある美と健康ニーズに対応する。
横浜エリア初の頭髪用の基礎化粧品「オブ・コスメティックス」、クラランスの日本初の体験型、ジュースバー併設ショップ「クラランス ウィズ オープンスパ」などが新規出店している。
専門スタッフを配置したコンサル&サービス拠点を拡大。
6月1日に導入した美と健康のノウハウを学べる「ビューティールーム」、スキンケアをブランドを超え相談し、選べる「キレイステーション」に続き、ビューティーフロアのコンシェルジュとなる「ビューティーインフォメーション」、ブランドを超えた商品の紹介やメイクの悩みを相談できる「メイクアップステーション」を開設した。
「メイクアップステーション」では、ビューティスタイリストが、メイクアップの好みに合わせて取り扱いのあるブランドの中からアイテム選びとメイク方法を提案。
ポイントメイクカウンセリング(約30分、要予約)、フルメイクアドバイス(約60分、要予約)となる。
また、ネイルバー、リップバーを新設し、自分で自由に各ブランドの商品を試すこともできる。
さらに、食の視点から美や健康の情報を発信するスペース「メゾンポート」を開設した。
第1弾は、ハワイ生まれの砂糖・ミルク不使用のヴィーガンスイーツ、バナナソフトクリーム「バナン」が日本初出店。
パフェ感覚で楽しめる健康的でギルトフリーなスイーツを提供する。
バナナソフトにパパイヤ、パイナップルなどをトッピングした「オリジナルカップ」(税込1001円)、日本限定の「ローカルカップ」(1001円)、「パパイヤボート」(1620円)などがそろっている。
同社広報は、「ブランドを増やすだけでなく、ブランドを超えたコーナー、スキンケア、メイク、ヘアの体験コーナー、憩いの食コーナーの導入で、売場ではなく遊び場として、買い回りしながら、楽しんでほしい」。
「特にターゲット年齢は決めていないが、20~30代の若い人も楽しめるよう、若者に人気のアナ・スイやジル・スチュアート、ラデュレなどが新規出店している」と話している。
■ビューティフロアサイト
https://www.sogo-seibu.jp/yokohama/beauty/
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