コカ・コーラ/ブランド初のエナジードリンク発売、若年層取り込む
2019年05月28日 15:50 / 商品
コカ・コーラシステムは7月1日、「コカ・コーラ」ブランド初となるエナジードリンク「コカ・コーラ エナジー」(希望小売価格税別148円・190ml、190円・250ml)を発売する。
5月28日都内で行われた「コカ・コーラ2019年夏季戦略発表会」で、同商品の概要を明らかにしたもの。
炭酸飲料の需要が最も高まる夏季に向け、20~30代男女をターゲットに新規性の高い商品を投入することで、「コカ・コーラ」ブランド全体の成長を加速させる狙い。
コカ・コーラTMグループの島岡芳和統括部長は「パッケージの工夫による通常のコカ・コーラの話題性喚起、クリアなコーラなどイノベーション商品、楽しさを連動させた飲用シーンの提案を軸に2018年は順調に推移した。2019年もこの3つの戦略で、さらなる成長を目指す」。
「イノベーション商品として、4月に欧州で展開を開始したコカ・コーラ エナジーを仕事も遊びも頑張る若い世代に向け投入する。夏は、普段飲まない人も炭酸飲料を購入する頻度が高まる上、エナジードリンクのクールな感じに抵抗があった人も、親しみやすいコカ・コーラブランドで取り込み、新規のユーザーを獲得したい」と述べた。
「コカ・コーラ エナジー」は、「SPREAD YOUR POSITIVE ENERGY」というコンセプトで、「コカ・コーラ」が持つポジティブで飲んだ時にもたらす高揚感に加え、エナジードリンクならではの刺激的な味わいが楽しめる。
カフェイン、ガラナエキス、ビタミンB6、ナイアシンを配合した。
<仕事も遊びも充実させる場面を想定>
※出典:「コカ・コーラ2019年夏季戦略発表会」資料
飲用シーンは、アクティブで、好奇心旺盛、社交的でマルチタスクをこなす若者が、オンとオフを切り替えるときに飲んで、仕事も遊びも充実させる場面を想定している。
パッケージは、飲んだ人に前向きなエネルギーを与え、それを伝播させていくイメージを喚起するウェーブを全体に配したユニークなデザインを採用した。
日本では、天面も赤くなっており、ブランド全体のメッセージである「赤は、おいしさのしるし。」を表現している。
今年4月以降、スペインとハンガリーを皮切りにヨーロッパ各国で続々と発売が続いており、「コカ・コーラ」ブランドの新しい製品として、大きな話題を呼んでいる。
販促に関し、島岡部長は「デジタルに加え、日本ならではの強みである自販機を活用、コカ・コーラ エナジーの露出を増やし、印象付けたい。若い世代の取り込みにより、世代を超えて新規ユーザーを掘り起こし、コカ・コーラを飲むのをやめてしまったお客様に再度手に取っていただき、ブランド全体の需要増への波及効果を狙っている」としている。
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