セブン、ヨーカ堂、ベニマル/常温加工食品「全カテゴリー」納品期限緩和
2019年07月05日 17:10 / 商品
セブン&アイ・ホールディングスは7月5日、「食品ロス対策」の取り組みとして、全国のセブン‐イレブン、イトーヨーカドー、ヨークベニマル、ヨークマート店舗への納品期限緩和の対象商品を拡大すると発表した。
商習慣として、商品を製造日から賞味期限の「3分の1」が経過する前までに店舗へ納品する「3分の1ルール」で運用していたが、これを「2分の1」に緩和するもの。
今回、カップラーメンを皮切りに調味料やレトルト食品など、加工食品全体へ順次、拡大する。グループ共通で、即席めん(カップ・袋)、即席みそ汁、乾燥スープ、レトルト食品、包装米飯、調味料、香辛料、缶詰、乾物、乾麺、米穀、珍味、コーヒー(インスタント・レギュラー)、お茶・紅茶、ジャム、はちみつなど常温加工食品の全カテゴリーで、納品期限を2分の1に変更する。
実施店舗数は、セブン‐イレブン2万973店、イトーヨーカドー160店、ヨークベニマル226店、ヨークマート81店、合計2万1440店(6月末現在)。2012年以降、食品ロス削減の取り組みとして、一部カテゴリー商品から、製造日から賞味期限の半分まで納品を緩和する「2分の1」への見直しを進めていた。
ソフトドリンクと一部商品を除く菓子については、イトーヨーカドーとヨークマートは2013年9月から、セブン-イレブンは2014年11月から、ヨークベニマルは2018年3月から順次、2分の1への変更を進めていた。対象カテゴリーを拡大することで、メーカーやベンダーの在庫負担を軽減し、更なる食品ロスの削減に取り組む。
商品 最新記事
一覧最新ニュース
一覧-
- ローソン/デリバリー事業拡大、売上10万円越えの店舗も
- 04月19日
-
- 冷凍食品/23年国内生産量は3.3%減、値上げが影響
- 04月19日
-
- ファミマ/店舗の勤務シフト・スケジュールを自動作成に
- 04月19日
-
- ハラカド/デジタル免税カウンター稼働開始
- 04月19日
-
- ユニクロ/ローマに新店舗オープン
- 04月19日
-
- ワッツ/長野県松本市のラ・ムー梓川店内に新店舗オープン
- 04月19日