キリン/レモンの皮のおいしさを味わえる「世界のKitchenから ほろにがピール漬け蜂蜜レモン」
2017年06月19日 12:00 / 商品
――160円と高めの価格設定だ。
図子 一般的に清涼飲料水の価格は140円程度ですが、素材や製法へのこだわりを通し、希望小売価格は160円(税抜)としました。パッケージも中の液体を見せたかったのですがレモンは光に弱いため、白い缶を採用し、新鮮さを閉じ込めました。表面は「NO WAX LEMON PEEL HONEY」と素材を全面にシンプルに出し、商品名の「ほろにがピール漬け蜂蜜レモン」の字が「小さい」、「商品名がわかりにくい」と反対されましたが、持っていて気持ちの良いデザイン、素材の良さをアピールすることを重視しました。裏面では、素材や製法について熱く説明しています。
――「これ、おいしい!」という思いから商品づくりが出発。
図子 「世界のKitchenから」ブランドは、担当者が今まで世界の20の地域を取材し、現地の伝統的な料理や食材からインスピレーションを受け、商品を開発しています。現地で得たメンバーの「これ、おいしい!」、「この考え方が素敵」、「作ってみたい」という気持ちや感覚から、実際、日本のキッチンで試作品を作ることから商品開発を始めています。旅先で出会った人の顔や知恵を思い浮かべることで、製品化のさまざまな壁を乗り越える力にもなっています。
――「本当に飲みたい」ものを開発する。
図子 このブランド誕生には、一人の女性社員の「世の中にはたくさんの製品があるけれど、本当に飲みたいものがわからない」という思いがありました。そこで突き詰めて出てきたキーワードが「自家製」。世界のキッチンを訪ね、素材や製法にこだわり、それを人に伝えていくのがこのブランドのこだわりです。
――体温あるコミュニケーションを広げていく。
図子 「世界のKitchenから ほろにがピール漬け蜂蜜レモン」のマーケティングとして、あえて座談会形式の「商品づくり裏話ミーティング」を実施しました。商品開発にまつわる話を聞いていただいたり、実際にレモンを調理してもらい、香りや味の違いを感じてもらったりという内容です。広告展開など大規模なPRではなしえない、おいしさやブランドの未来を語る会にするため、あえて参加人数もブランドのSNSから募った各回10名(6月17、18日実施)に限定しました。100万人との15秒(CM)より、10人との時間で、お客様と「おいしい!」を共有し、思いを語り合う場にしたいと思っています。時代の変化が速い現代ですが、あえて手作りであることを重視し、体温あるコミュニケーションを行うことで、ブランドの未来を創っていきたいと考えています。
内容量は375g、希望小売価格が160円(税抜)。数量限定販売。
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