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湖池屋/「KOIKEYA PRIDE POTATO」シリーズ売上100億円目指し、大型商品続々登場

2017年08月07日 15:47 / 商品

湖池屋は、創業当時の手揚げポテトチップスのような食感を追求した「KOIKEYA PRIDE POTATO 手揚食感 長崎平釜の塩・柚子香るぶどう山椒」を9月4日よりコンビニエンスストア、9月18日からスーパーマーケットなど一般チャネルで発売する。

<KOIKEYA PRIDE POTATO 手揚食感 長崎平釜の塩・柚子香るぶどう山椒>

「KOIKEYA PRIDE POTATO 手揚食感」シリーズは、素材、皮の剥き方、洗い方、揚げ方、厚さ、油の種類、仕上げなど、まるで料理を作るように理想のおいしさを追求する「KOIKEYA PRIDE POTATO」シリーズの精神を継承しながら、創業当時のポテトチップスのような絶妙な食感を実現。

じゃがいもは洗わず、揚げるときも高温、低温、中温の3温度帯でじっくり揚げた。厚みがあり、噛みしめた時にじゃがいもの味が広がり、食べ応えもあるプレミアムなポテトチップスに仕上げた。

「長崎平釜の塩」は、平釜でていねいに炊きあげられたまろやかな長崎県産の塩と、塩の味わいを引き立てる上品な国産まぐろ節の旨みが特長。シンプルな風味によって、じゃがいもの旨みが噛むたびに際立つ。

「柚子香るぶどう山椒」が爽やかな香りが食欲をそそる高知県産の柚子皮と、和歌山県産ぶどう山椒のピリッと辛くキレのある風味が楽しめる。

それぞれ内容量は60g、参考価格が150円前後。

「KOIKEYA PRIDE POTATO」シリーズは、2017年2月の発売から売り上げ24~25億円を達成。今後、短期的に50億円、長期的には100億円のシリーズ売り上げを達成するべく、今秋大型商品を次々に投入する。

<今金男しゃく 幻の芋とオホーツクの塩、インペリアルコンソメ>

幻の男しゃくいもを使用した最高級プレミアムポテトチップス「今金男しゃく 幻の芋とオホーツクの塩」を10月に発売。日本全体のじゃがいもの生産量の中でも0.3%しか流通しない、北海道今金町産の「今金男しゃく」を使用。昨年ECで試験販売したところ、好評だったことから、限定150万袋で全国販売する。価格は298円(税抜)。

また、11月には本物志向の大人のコンソメ味「インペリアルコンソメ」は、ポテトチップス定番の味であるコンソメ味を和牛と伊勢海老、国産帆立、香味野菜を白ワインの風味をきかせて煮詰めたホテルのスープのようなぜいたくなおいしさに仕上げた。参考価格が150円前後。

12月には、自然素材にこだわり無添加の塩を使った新商品を発売するなど高付加価値商品のラインアップを広げる。

<消費者は国産にこだわり>

8月7日に行われた新商品発表会で小池孝会長は、「昨年の台風10号により、じゃがいもの生産は大きな打撃を受けた。このピンチに改めて国産じゃがいもの使用にこだわることにした。生産地を回り、生産者とコミュニケーションを密にすることで、北海道、千葉、南九州などの作付け面積も増え、今年のじゃがいもの供給は安定する見込み。消費者の国産への信頼感は強く、あらためて国産じゃがいも100%使用した商品作りに力を入れていく」と説明。

<九州中心に作付け面積拡大>

佐藤章社長は、「スナック菓子のチャレンジャーとして、日本産じゃがいもに向きあい、高品質な大人向けプレミアム商品の開発・プレミアム市場の創出、定番品の活性化に取り組む。PRIDE POTATO、スゴーンなどおいしく、品質に納得してもらえれば、消費者は高めの価格設定でも購入してくれる。家族の人数が減るなど食べ切れるサイズへの要望も多い。今後、食べ切れる分量、納得の品質、国産への信頼に的を絞り、経営戦略の重点とする」としている。

<佐藤社長、小池会長>

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