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マツキヨココカラ&カンパニー/統合後初のPB、敏感肌向け化粧品「レシピオ」

2021年10月07日 15:00 / 商品

マツキヨココカラ&カンパニーとコーセーは11月11日、両社の共同開発による敏感肌向けスキンケアの新シリーズ「レシピオ(RECiPEO)」(6品目6品種)を発売する。

<顧客の感情に強く刺さる商品を開発したいと松本専務>
松本専務

紫外線や花粉、PM2.5などの外的要因、コロナ禍によるマスク生活の影響で、肌トラブルに悩む生活者が増え、敏感肌ケアへのニーズが高まっている。

<敏感肌向けスキンケアの新シリーズ「レシピオ」>
レシピオ

10月1日誕生したマツキヨココカラ&カンパニー経営統合後第1弾プライベートブランド「レシピオ」は、肌へのやさしさと安全性にこだわってきたコーセーと、ドラッグストア業界においてビューティー&ヘルス領域に強みを持つマツモトキヨシグループとココカラファイングループのノウハウと知見を結集して開発された。

10月7日行われたWEB商品説明会で、マツキヨココカラ&カンパニー専務取締役グループ営業企画統括の松本貴志氏は、「マツキヨのPBの存在感は大きく、統合後もそのレガシーを引き継ぎ、進化させていく。マツキヨでビューティ売上が4割、ココカラファインは3割と大きな割合を占めている。敏感肌向け化粧品はマツキヨの8000万人の会員データと、ココカラの高い接客力から得たデータの強みを発揮できる領域だと考え、コーセーの協力のもと新商品を開発した」。

また、「今後、生活者はモノ、コトだけでなく、商品に『意味』を求め、商品を使う楽しさ、心地よさを優先すると考えている。顧客の感情に強く刺さる商品を世の中に積極的に出していきたい。PBの開発では、女性のライフスタイル分野に注力し、女性の活躍に役立つ商品を開発していく」と説明した。

商品は、メイク落としの「モイストクレンジングオイルジェル」(税込1650円、130g)、洗顔フォーム「モイストウォッシングフォーム」(1650円、200ml)、化粧水はさらっとした使用感の「モイストローションM」(2090円、150ml)、とろみのある「モイストローションR」(2090円、150ml)、乳液「モイストエマルジョン」(2090円、100ml)、保湿クリーム「モイストクリーム」(2200円、40g)の6品となっている。

乾燥肌・敏感肌に悩む人が不足しがちな、うるおいのもとになる「アミノ酸」、うるおいをとどめる「セラミド」、うるおいを守る「ヒアルロン酸」を配合。くすみがちな肌を透明感ある肌に導く「透明感ケアアミノ酸」を配合している。

また、さまざまな肌質、肌悩みを抱える人が使用できるよう、9つのフリー処方(無香料、無着色、アルコールフリー、パラベンフリー、紫外線吸収剤フリー、マイクロプラスチックフリー、グルテンフリー、ラウリル硫酸フリー、ジブチルヒドロキシトルエン)、低刺激設計を実現したという。

容器のデザインは、敏感肌用らしい水色と白のシンプルなデザインで、透明感と清潔感を表現した。バイオマス樹脂配合の容器・紙製パッケージは、環境に配慮した設計になっている。

<コーセーとマツキヨココカラの共同開発商品(左から2人目松本専務)>
コーセーとマツキヨココカラの共同開発商品

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