マルエツ本間社長/鶏肉・豚肉商品でプロセスセンター活用、トップバリュも展開
2023年05月24日 15:50 / 商品
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マルエツの本間正治社長は5月24日、今後の商品施策について「鶏肉・豚肉商品に関し、プロセスセンター(PC)を使い切れていなかった。インストア加工も一つの戦略だが、プロセスセンターがあるなら、これを使い切ることがグループとしての収益構造を強固にする」との考えを示した。
<プロセスセンターを使い切ると本間社長>
同日の「マルエツ 川口樹モールプラザ店」オープンにおける記者会見で明らかにしたもの。
「豚肉や鶏肉はPC、(牛肉の)焼き肉のコーナーはインストア加工でしっかりやるといったメリハリをつけないと、現行のマルエツの収益構造は改革できない。PCの設備を変えることで生産効率が上がり、生産のキャパシティーが生じることが分かってきたため、まだまだ(PCを)使い切る余地がある」と述べた。
<マルエツで販売している肉食品>
また、プライベートブランド(PB)については、「オリジナルとしては、マルエツ365をしっかりやっていく。(U.S.M.Hグループの)イータイム、(イオングループの)トップバリュ、ベストプライスも注力する。トップバリュについては、マルエツのチラシに4月から初めて掲載している。トップバリュ、ベストプライスの価値は生活応援商品で、マルエツでも展開していることをしっかりと知らしめる必要がある。ただし闇雲に構成比を上げることはしない。マルエツの独自性もしっかり主張しながら、商品構成を考えていく」としている。
本間正治社長は、3月1日付で代表取締役社長に就任している。
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