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阪急うめだ本店/地下食品売場「華鳥」で消費期限ラベルの貼り替え

2023年08月02日 17:22 / 商品

阪急阪神百貨店は8月2日、阪急うめだ本店地下1階の大分中津から揚げの店「華鳥(はなどり)」にて販売していた弁当などについて、消費期限ラベルの貼り替えが行われたことが7月29日に判明したと発表した。

阪急うめだ本店 地下一階 「華鳥」において、販売していた弁当の製造時に貼付していた消費期限ラベルを、販売中に店舗の従業員が別の期限のものに貼り替えてたという。

同店は販売を中止。7月31日には、所轄の大阪市保健所に対しても報告している。

通常、弁当など米飯商品の常温販売は、製造から7時間を消費期限として設定。購入者が実際に食べるまでの時間などを考慮し、消費期限の2時間前に販売を終了するという品質管理ルールを設けている。

しかし、今回、製造から5時間が経過した商品について、従業員が商品ロスを少なくしようと考え、製造時間、消費期限を1時間遅らせたラベルに貼り替えたうえで、品質管理ルールよりも1時間長く販売していたことが判明した。

今後、同社は売場担当者による巡回を強化。通常巡回に加え、抜き打ちでの消費期限ラベルの確認、およびラベルを発行する機械の確認を行い、不正の抑止に努めるとしている。

今回の店舗以外の総菜店舗に対して、現状の消費期限管理方法に関して改めて確認を行うとともに、システム的に消費期限ラベル発行時の製造時間を変更して印字ができないようにするなど改良を検討していく。

■問い合わせ先
フリーダイヤル:0120-600-213
受付時間:10時~20時

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