メルカリ/売上金を使用した商品購入不可に、ポイント交換導入
2017年11月14日 12:05 / EC
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メルカリは11月14日、フリマアプリ「メルカリ」で12月上旬より仕様変更を行う、と発表した。
初回出品時の本人情報登録を必須化する。初回出品の際に、本人情報(住所・氏名・生年月日)の登録が必須となり、登録された本人情報と売上金の銀行口座名義が一致しない場合は売上金を引き出せなくなる。
また、売上金の振込申請期限を従来の1年間から90日間へ変更する。適用対象は今回の仕様の変更以降に完了した取引で得られた売上金に限り、変更以前からの売上金の振込申請期限は変わらない。
なお、振込申請期限までに売上金が利用されない場合、登録された銀行口座に自動的に振込まれる。
さらに、売上金を使用した直接の商品購入ができなくなり、商品を購入できるポイント(1ポイント=1円)と交換する手順に変更する。
本人情報登録を振込申請時から初回出品時に早めることで、盗品をはじめとした不正出品を抑止するとともに警察・捜査機関とより早期からの連携が可能になる。
顧客の売上金について、これまで同社の運転資金とは別の口座で管理してきたが、引出し期間を短縮するとともに、資金決済法で定める前払式支払手段発行者として登録を行い、今後発行するポイントについても必要な保全策を講じていく。
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