オネストビー/全国配送対応の新ECサービス「ネーションワイド」
2018年11月19日 15:50 / EC
買い物代行サービス「オネストビー」を展開するhonestbee(オネストビー)は11月19日、「伊勢丹」や「DEAN&DELUCA」などのオネストビーの提携パートナー店舗の配送エリアを全国(沖縄・離島以外)に拡大する、新たなeコマースプラットフォーム「ネーションワイド」を開始した。
導入店舗は、伊勢丹、DEAN&DELUCA、丸山珈琲、ヴィノス、アコメヤ、日進、山本海苔で、対象商品は生鮮食品を除く、食品雑貨。
オネストビーは、スーパー・百貨店・専門店など、小売店の商品を周辺地域の消費者に届ける、買い物代行サービスを展開している。
通常は、コンシェルジュと呼ばれる買い物代行者が実店舗で買い物を代行し、デリバラーと呼ばれる配送に特化した代行業者が商品をお客の元に届ける。
最低購入金額は2000円以上で、全国一律でコンシェルジュ料金490円と配送料490円が必要となる。
ネーションワイドは、コンシェルジュが実店舗で買い物を代行する仕組みは同じだが、配送については、宅配事業者に委託することで、配送エリアを全国に拡大するサービス。
「今回の取り組みは、オンラインフードデリバリーサービス業界として初めてのことであり、日本での展開は、世界8カ国16都市で展開するオネストビーとしても史上初の試み」(同社)。
広報部によると、「日本は、さまざまな特徴をもった小売業が多数ある国であり、首都圏でしか展開していない店舗も少なくない。こだわりのある商品を購入したいというニーズは地方にもある」と述べている。
「ネーションワイド」の導入により、現在のオネストビーの主なサービス提供エリアである首都圏以外の消費者のサービスの利用機会の創出を狙う。
小売店は、商圏が限定的になる実店舗での購買や、ネットショッピングなどの通販機能を持っていないといった課題を抱えている場合がある。
オネストビーがショッピングにあたりハブメディアとなることで、北海道から鹿児島(約3000km)と日本国内のユーザーの購買機会を作ることで、パートナーである小売店の商圏拡大に貢献する。
一方、消費者は、地方にいながら、高感度な消費者が集まる大手百貨店「伊勢丹」や、OLに大人気NY発の食のセレクトショップ「DEAN&DELUCA」など、限定されたエリアにしかない店舗の商品が購入可能になる。
また、ギフトのカジュアル化の伸長も起因し、2017年の国内食品のギフト市場規模は4兆1000億円を記録している。
こうした背景を受け、「ネーションワイド」導入により、遠く離れて住む両親、友人へ食品のギフトを贈ってあげたい、食品雑貨を一人暮らしの子どもに贈ってあげたい、といったギフト需要にも対応する。
11月19日~2019年1月31日に、「ネーションワイド」スタートを記念し、20%OFFキャンペーン実施する。
期間中、 オネストビーで5000円以上購入すると、会計金額の最大20%を割引する。期間中は何度でもキャンペ―ンを利用できる。
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