消費者庁/食品ロス削減で「提案の扉」ページ開設、取り組み事例も紹介
2019年05月24日 17:30 / 行政
消費者庁は5月24日、食品ロスの削減に向けた取り組みを基に考えた「提案」を寄せる「提案の扉」ページを開設した。
提案の扉では、食品ロスの削減に向けた提案事例の紹介もしている。
取り組み事例として、学生による活動グループSustainable Food Projectが実施した「Stop!えほロス campaign~恵方巻のフードロスをなくしたい~」を紹介している。
恵方巻きの大量廃棄や食品ロス全般に関する消費者の声と署名をインターネットで募り、630件の署名を集めた。
また、獨協大学経済学部高安健一ゼミナール Zero Food Wasteチームが実施した事例も紹介している。
Zero Food Wasteチームは、日本の若者の食品廃棄が全世代で最も多いことに注目し、ZINEと呼ばれる若者を対象とした自由度の高い冊子「Food Issues―The Road to SDG’s People―」を600冊作成し、「エコプロ2018」の来場者に手渡した。
ZINEでは、家庭内で廃棄されることの多い食品は、野菜類であることに着目し、どんな野菜にでも合う魅力的な料理である「スパイスカレー」をコンテンツに採用した。
「大学生が廃棄しやすい野菜トップ5をカレーに入れたら美味しいのか?」という企画をスパイスカレー研究家の水野仁輔さんに依頼し、どんな野菜もカレーに合うことを証明した。
食品ロスの削減は、さまざまな人々の参加による国民運動として推進している。創意工夫ある取り組みを基にした提案を受け付けている。
提案した取り組みについては、実現可能なものから順次実施するとともに、意義は大きいが検討が必要なものは、新たな施策の立案の際に検討するなど、今後の施策の参考とする。
取り組みの提案書には、提案者の氏名・連絡先と共に、提案の名称、提案の目的、提案の内容(自発的に実施した取組の結果を踏まえた具体的な提案)、予想される効果を記述して欲しいという。
■提案の扉
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