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政府/「学校再開」再度、専門家会議に助言求め決定

2020年03月28日 21:10 / 行政

安倍晋三総理は3月28日、記者会見を開き、新学期から学校を再開する予定について、改めて、専門家会議の判断を求め決定する考えを示した。また、地域によって感染の状況がことなることから、地域別に対応する方針も示した。
 
記者会見での学校再開に関する主な質疑応答は以下の通り。

――文部科学省が、来年度の学校再開を発表していますが、専門家の意見によっては、学校再開を再検討しますか。

安倍総理 コロナウイルスを巡る状況は、日々、刻刻変わっています。ですから、これはですね、その時々に、状況に合わせて考えなければいけない。特に学校、子どもたちの健康、命がかかっておりますから、それだけ慎重な対応が、特に再開ということについては、必要なんだろうと思います。

19日の専門家の皆様の見解を踏まえて、引き続き十分な警戒を行うことを前提に、新学期からの学校再開に向けた方針の取りまとめを指示をし、そして、文部科学省から学校再開に向けたガイドラインが示されたところでございます。

どのようにということについては、冒頭説明しましたが、もう一度、再開をする前に、専門家の皆様にご助言をいただきたい。ですが、ご議論をいただく段階は、いまと同じ状況とは限らないわけであります。ですから、その段階で、またご判断をいただきたいと思います。地域地域によって、都市部とそうではない地域。東京は大変、厳しい状況になっていますが、まだ感染者が出てない地域もありますので、そういうところについてどうするかというところも踏まえながら、専門家の皆様のご判断を仰ぎたい。

とりあえず、まず、一斉休校ということについては、今度は、いま申し上げました方向で、再開に向けて、まずは準備をすすめていきたい。その上で、専門家の皆様からご提言をいただき、判断をしていきたいと思っています。

――来週、専門家会議の判断次第では、学校再開の判断は変わりますか。

安倍総理 学校再開については、これはあくまでもその時々。これは、欧米の例を見ても、たった3日、4日で急激に変わります。感染者の数が70、80人だったのが、あっという間に400人、500人、そして1000人を超えていく。一週間でガラッと変わっていきますから。それは、前にそういう決定をしたからというのは、こだわってはならないと思っています。あくまでも次の専門家の皆様の判断。当然、変わることはあり得るということです。

2020年3月28日安倍内閣総理大臣記者会見

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