政府/外出自粛「段階的緩和の目安」公表、6月19日から県境超え
2020年05月26日 17:20 / 行政
政府は5月25日、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言の終了に伴い、外出自粛の段階的緩和の目安を発表した。4段階のステップを提示し、6月19日以降は、全国を対象に県をまたぐ移動の自粛を解除する方針だ。
<外出自粛の段階的緩和の目安>
出典:政府発表資料(以下同じ)
同日、開催した第36回新型コロナウイルス感染症対策本部の配布資料で明らかにした。緊急事態宣言は5月25日で解除されたが、5月25日から7月31日までの約2カ月間は、感染の状況を見つつ、延長することがあり得るため移行期間と定めた。
県をまたぐ移動等について、ステップ0にあたる5月25日からは、これまでと同様に不要不急の県をまたぐ移動は避けることを求めた。
6月1日からのステップ1は、東京・神奈川・埼玉・千葉・北海道との間の不要不急の県をまたぐ移動は、慎重にすることを求めている。
6月19日からのステップ2で、全国を対象に県をまたぐ移動の自粛を解除する予定だ。
観光については、ステップ0、ステップ1では、観光振興は県内で徐々に行い、人との間隔は確保することを求めた。
ステップ2と7月10日からのステップ3では、観光振興は県をまたぐものも含めて徐々に行い、人との間隔は確保することを求めている。移行期間が終了した8月1日を目途に、通常に戻ることを予定している。
外出自粛は段階的に緩和されるが、いずれの段階も「新しい生活様式」に基づく行動。手指消毒やマスク着用、発熱等の症状がある者は外出等を避けるなど、基本的な感染防止策の徹底・継続を求めている。
<クラスター発生施設等に係る外出自粛や休業要請等の段階的緩和の目安>
また、これまでクラスターが発生した、接待を伴う飲食業、ライブハウス等とカラオケ、スポーツジム等についても、段階的緩和の目安を提示した。
接待を伴う飲食業、ライブハウス等は、ステップ1までは、利用自粛で、知事の判断と業界や専門家等による更なる感染防止策等の検討を求めた。6月19日移行のステップ2からは、利用自粛を解除する。
バーやその他屋内運動施設等も含むカラオケ、スポーツジム等は、ステップ0では、利用を自粛。知事の判断により自粛解除や業種別ガイドラインの作成を求めた。
6月1日以降のステップ1で、利用自粛や休業要請を解除する予定だ。
■第36回新型コロナウイルス感染症対策本部(配布資料)
※外出自粛の段階的緩和の目安は資料後方に掲載
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