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農水省/新型コロナウイルスによる食品価格動向など発表

行政/2020年04月30日

農林水産省はこのほど、新型コロナウイルス感染症拡大による食品の価格動向や食料品供給状況などを発表した。

<食品の価格動向>
食品の価格動向
出典:農水省発表資料(以下同じ)

KSP-SPが提供するPOSデータ(日次)から米、食パン、即席めん、牛乳、豆腐の販売価格動向、販売金額の推移を分析したもの。

⼀般的に平日より週末に販売金額が上がる傾向がみられた。休校要請や外出自粛要請後に、米や即席めんの販売金額が上昇したが、冷静な購買行動と安定供給を要請し、一部商品の一時的な欠品で収まっている状況だという。

農水省は、3月13日に従業員に感染者が発生した時の対応及び事業継続に関する基本的なガイドラインを発出。3月26日、4月1日には、加工食品の安定供給の要請をした。4月6日には、緊急事態宣言に伴う食品の安定供給の確保の要請をしている。

■食品の供給状況、製配販ともに安定供給

<食品の供給状況>
食品の供給状況

また、4月24日時点の食料品の供給状況も発表した。即席めんカップ麺、袋麺とも平時と同程度の在庫はあり、現在、増産の体制を敷いている。今週は平時の1.2倍程度の発注があり、今後も増産を継続する。

冷凍食品は、一部商品を除いて在庫は十分にあり、現在、フル生産の体制を敷いている。特に発注が多い、米飯、うどん等について重点的に生産している。今週も平時の1.2~1.5倍の発注があり、発注が多い一部の商品の出荷が遅れている。今後もフル生産を継続する。

パスタは、在庫は減少しているが、現在、フル生産の体制を敷いている。一部メーカーでは製造を主力商品に絞る特別な増産を実施。今週もメーカーによって、平時の2~5倍の発注があった。海外からの輸入は一部で遅れがあるが着実に届いている。

レトルト食品は、在庫は十分にあり、一部商品は在庫の積み増しを行っている。現在、状況に応じた増産体制を敷いている。今週は平時の1.2~1.3倍の発注があり、今後も状況に応じた増産を継続する。

パンは、注文に応じて生産。現在、工場は約8割の稼働率であり、今後注文が増えても増産余力がある。仮に、増産で対応できなくなった場合でも、不足する地域に対する他地域からの転送、品目を絞った特別な増産を行うなど、万全の供給体制を敷いている。今週の発注状況は平時と変わらない。

食品の価格動向等について

食料品の供給状況(4月24日)

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