政府/イベント・展示会制限「段階的緩和の目安」4段階を発表
2020年05月26日 17:30 / 行政
政府は5月25日、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言の終了に伴い、イベントや展示会の開催制限の段階的緩和の目安を発表した。3段階のステップの後、8月1日を目途に、人数の上限を定めないイベントを解禁する予定だ。
同日、開催した第36回新型コロナウイルス感染症対策本部の配布資料で明らかにした。緊急事態宣言は5月25日で解除されたが、5月25日から7月31日までの約2カ月間は、感染の状況を見つつ、延長することがあり得るため移行期間と定めた。
<イベント開催制限の段階的緩和の目安>
出典:政府発表資料(以下同じ)
移行期間において、感染の状況を確認しつつ段階的に社会経済の活動レベルを引き上げる。移行期間中は、約3週間を目安に、ステップ1~3の段階を設定、ステップ3から約3週間後の8月1日を目途に、イベントの人数上限を解除する予定だ。
基本的な考え方として、屋内では収容率は各段階とも50%以内で、屋外でもできれば2mの十分な間隔を要請している。収容率の考え方は8月1日以降も維持する。
人数上限は、5月25日からのステップ1では屋内100人・屋外200人、6月19日からのステップ2では屋内1000人・屋外1000人、7月10日からのステップ3では屋内5000人・屋外5000人、移行期間後の8月1日以降は、人数上限をなくす。
展示会については、収容率は各段階とも50%を維持する。参加人数は、5月25日から100人、6月19日から1000人、7月10日から5000人を想定している。
お祭り・野外フェスは、全国的・広域的なものは8月1日までは自粛。8月1日以降は、できれば2mの十分な間隔を開けて開催する。
■第36回新型コロナウイルス感染症対策本部(配布資料)
※イベント開催制限の段階的緩和の目安は資料後方に掲載
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