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イオンモール/Pepper100台導入、コンシェルジュに採用

2016年09月08日 20:00 / IT・システム店舗経営

イオンモールとソフトバンクは9月7日、全国31店のイオンモールで、合計100台のPepperをコンシェルジュとして本格的に活用する。

<イオンモールに配置したPepper>
イオンモールに配置したPepper

イオンモールでは、2015年12月から人型ロボットPepperの法人モデル「Pepper for Biz」をイオンモール幕張新都心に10台試験導入し、Pepperを活用した新しい接客サービスなどを検証してきた。

新たに30店に90台を導入し、合計100台のPepperをコンシェルジュとして活用する。ショッピングモールへのPepper100台の導入は、世界最大規模の導入事例となる。

イオンモール幕張新都心に先行試験導入していたPepperは、「Pepper for Biz」で提供している標準アプリケーションを中心に搭載していたが、今回、導入するPepperはイオンモールが開発した独自の接客アプリケーションを搭載している。

Pepperの対応言語は日本語と英語で、各モールのホームページと連携し、最新のショップ情報、キャンペーン、セールなどを伝える。

また、Pepperがモール内の施設を、ジェスチャーを使いながら案内。車掌になりきったPepperがイオンモールから発車するバスの時刻表やバス停の案内する。

将来的にはPepperがこれまで以上の高品質な接客や情報提供がお客に対して行えるように、引き続きソフトバンクと開発検討を進める。

ソフトバンクは、法人向けのサポートサービス「スマートロボメンテナンス」を活用し、イオンモールにおける大型導入展開を運用面からもサポートする。

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