ファミリーマート/次世代POSレジ導入、レジボタンを約30%削減
2017年07月10日 22:42 / IT・システム
ファミリーマートは7月10日、11年ぶりにPOSレジを全面刷新し、7月末から「次世代POSレジ」を順次導入し、2018年2月末までに全店導入する計画を発表した。
次世代POSレジは、一部直営店で先行導入している。ストアスタッフがより使いやすいPOSレジを目指した。
スムーズなレジ対応を実現するため、ストアスタッフが操作するレジのボタンを約30%削減した。
年齢性別ボタン(客層ボタン)を廃止。宅配便や公共料金のお支払などのサービス受付の工程を削減した。伝票のバーコードをスキャンするだけで、通常商品と同様にレジ登録ができる。
商品引換券や割引券などの金券類の受付の工程を削減。金券のバーコードをスキャンするだけで、通常商品と同様にレジ登録が可能になった。
レシートプリンターをスピードアップし、従来と比較し約1.1倍の速度にした。サービス受付後は、ストアスタッフ専用画面に、会計終了後に行う伝票の処理方法などをビジュアルでわかりやすく表示する。
省スペース・省力化を実現し、電子マネーなどのマルチ端末をレジに一体化。サイズを約13%縮小し、レジカウンターの有効活用を実現した。消費電力も約50%削減する。
ファミリーマートは3月から、社長直轄組織の「改革推進室」を設立し、店舗オペレーションの抜本的な改革に着手した。
例えば、100ページを超える宅急便のマニュアルをおよそ10分の1に削減することや、SHOP(補充推奨発注システム)の発注マニュアルを漫画化することや、店舗における販促物の削減など、ストアスタッフが働きやすい仕組みづくりに取り組んでいる。
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