ローソン/渋谷・新宿の6店でスマホ充電シェアリングサービス
2018年10月02日 15:10 / IT・システム
ローソンは10月2日、東京都渋谷区、新宿区内のローソン6店で、スマホ充電バッテリーシェアリングサービスを開始した。
ほぼ全てのスマートフォンに対応可能なモバイルバッテリーのシェアリングサービスで、外出中の急な充電ニーズに対応できる。
利用料金は、1時間以内で税込108円、以降48時間以内でプラス108円。保証代金は、税込2139円で、48時間以内に返却されなかった場合には返金されず、以降は利用者のバッテリーとして繰り返し使用できる。
渋谷区の「渋谷道玄坂上店」「渋谷桜丘町南店」「恵比寿プライムスクエア店」「代々木西参道店」と新宿区の「東新宿明治通店」「都営東新宿駅前店」に、INFORICH社の専用マシン「ChargeSPOT Stand」を設置してサービスを開始した。
「ChargeSPOT Stand」には、バッテリー5個分のスロットを搭載した小型のタイプや、バッテリー20個分のスロットを搭載した大型のタイプなど5つの種類がある。
利用希望者は、「ChargeSPOT」アプリをダウンロード後に、「ChargeSPOT Stand」の画面に表示されるQRコードをアプリで読み取り、バッテリーを借りる仕組み。
今後、東京都23区内を中心に、2019年2月末までに100店でスマホ充電バッテリーシェアリングサービスを展開する予定で、将来的には東名阪などを中心に1000店での展開を目指す。
「ChargeSPOT」は2018年4月に日本でサービスを開始、現在東京都渋谷区を中心に60カ所以上で展開している。
利用者は「ChargeSPOT Stand」が設置されている場所であれば、借りた場所に関係なく、海外でもどこでもバッテリーを返却することができるという。
現在の設置場所は、商業施設、飲食店が中心で、今後は、空港や駅、公共施設などで展開する予定だ。
2018年中に日本国内で7000カ所のスポットを開設する予定で、既に香港で500カ所を越えるスポットを展開しており、今後、タイ、マレーシアにも進出する計画だ。
国境を越えて利用可能なシェアリングサービスで、「ChargeSPOT」専用アプリだけでなく、ユーザ数10億人を越える中国で最も利用率が高いSNSアプリ「WeChat(微信)」内のミニプログラムでも利用できるという。
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