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ブックオフ/全国約820店に店舗業務支援システム「店舗Linkle」導入

2018年10月23日 11:50 / IT・システム

ブックオフグループホールディングスの子会社ブックオフコーポレーションはこのほど、直営・FC店向けの社内備品発注システムの操作性向上と社内システム集約化を目的に、全国約820店舗で北都システムが提供するクラウドサービス「店舗Linkle(テンポリンクル)」を導入した。

<ブックオフ>
ブックオフ

ブックオフは「本」「服」「ブランド品」「スポーツ用品や楽器」「子供服・ベビー服」など、さまざまなカテゴリーの商品を扱っている。

これまで、社内備品発注システムは内製のシステムを利用していたが、システム応答速度や画面操作性に課題があった。

そのため、「店舗Linkle」の備品発注機能オプションを自社運用に合う仕様に変更した上で導入した。これにより、課題であった応答速度や操作性が改善し、店舗の発注業務が効率化したという。

本部は、全国の店舗から日々上がってくる店内備品発注の一元化や直営・FC店向けなど細やかな発注商品マスタ整備を実現し、店舗業務を効率化した。

<店舗Linkle>
店舗Linkle

「店舗Linkle」を入口にすることで、複数点在していた社内システムを集約することができ、店舗と本部社員のシステム利用負担が軽減できたという。

現在、本社の各部署やSVなどさまざまな部署から来る指示の「見える化」や店舗業務のノウハウ共有などが、店舗Linkle上で運用されている。

リユース品を扱うブックオフでは、接客や品出しのほか、査定がメイン業務の1つとなっており、店舗スタッフは大変忙しい。

社内備品発注の効率化や本部と店舗間コミュニケーションにおける負担軽減、接客や業務ノウハウといった店舗運営にかかるパフォーマンスの向上は、多忙な店舗スタッフにとっても、店舗を管理する本部にとっても重要な位置づけになっている。

■問い合わせ先
北都システム
プロダクト・サービス部
TEL:03-3288-7055
sales@hscnet.co.jp
http://hscproduct.com/tenpo/

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