ローソン/10月増税までに全店にセルフレジを導入
2019年04月01日 16:30 / IT・システム
ローソンは4月1日、消費税増税が10月1日に実施されるまでに、全店にセルフレジを本格導入すると発表した。
2018年度に全店に導入した自動釣銭機付きPOSレジに搭載されているセルフレジモードを活用して導入するもの。
加盟店オーナーと相談しながら順次、セルフレジ導入店舗を拡大する予定だ。2010年頃から、セルフレジに関する実証実験を行い、本格展開を検討していた。
現在、ローソンでは1店1日あたりでレジに関する業務で18時間を使用している。セルフレジ導入店舗では、レジ業務を5時間削減できたという。
人手不足への対応に注目が集まる中で、レジ業務を効率化することで、マンアワーの削減を目指すため、セルフレジ導入店舗を拡大するという。
セルフレジは、クレジット、電子マネー、ポイントカードのポイント払いに対応する。
一方、現金、QRコード、クーポン、クオカード、デビットカードは使用できない。
各店舗に配置するレジのうち、何台をセルフレジに転換するかは、本部のスーパーバイザーが加盟店と相談しながら決定する。
現時点では、1店の店内ですべてのレジをセルフレジ化する計画はないという。
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