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ロヂャース/体感気温に応じた販促実証実験で野菜の売上増加

2019年07月16日 14:50 / IT・システム

日本気象協会は7月16日、「体感気温」に応じた販促実証実験の結果を発表した。

実証実験は2018年10月17日~11月7日、埼玉県のスーパーマーケット「ロヂャース」を運営する北辰商事と全国スーパーマーケット協会の協力を得て、「ロヂャース浦和店」(さいたま市)で行った。

日本気象協会が開発した小売業向けの商品需要予測サービス「売りドキ!予報」の開発中にβ(サンプル)版の「体感気温指数」を使った店内販促の実験を実施したもの。

事前に、日本気象協会にて暖かい時期は炒め物用野菜の需要が伸びることを解析し、「売りドキ!予報β版」の体感気温指数が「暖かい」と 予想された日に、暖かい日に売りドキとなる青果カテゴリのインストアプロモーションを仕掛けた。

<実験結果>
実験結果

2018年10月1日~11月7日の曜日平均値(寒い日、平年並み、暖かい日)含むを100%とした場合、体感気温が「暖かい」と予想された日に、暖かい日向けのインストアプロモーションに切り替えることで売上が最大38 %増加したという。

埼玉県新座市の「ロヂャース新座店」を比較店舗として、チンゲンサイ、アスパラ、かぶの3品目で実験を行った。販促プロモーションを仕掛けた、浦和店は3品目とも売上が増加した。一方で、販促プロモーションをしなかった新座店は、チンゲンサイ、アスパラで数値が100%を下回った。

■問い合わせ
日本気象協会
防災ソリューション事業部
先進事業課
TEL:03-5958-8154
ecologi_contact@jwa.or.jp

True Data
https://www.truedata.co.jp/contact

■売りドキ!予報
https://ecologi-jwa.jp/service/retail/

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