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三井不動産/物流ICT体験型ショールーム開設、見学受付開始

2020年02月19日 14:00 / IT・システム

三井不動産は2月13日、千葉県船橋市のMFLP船橋・&GATE内に開設した物流ICT体験型ショールーム「MFLP ICT LABO 2.0」を公開した。ショールームの見学は完全予約制で、現在、見学予約を行っている。

<MFLP ICT LABO 2.0>
MFLP ICT LABO 2.0

同社によると、トラックコンテナの商品が搬出されるところから積載されるまで人の手を一切介さない「フルオートメーション物流モデル」を展示する物流ICT体験型ショールームは、業界初の施設となる。在庫管理や各機器の処理能力・起動スピードの調整を行うWMS(倉庫管理システム)を一から構築し、トラックコンテナの商品が搬出されるところから積載されるまで、人の手を借りずに荷物が流れる姿を見学できる。

<フルオートメーション物流モデル>

展示した各分野における機器は、国内外から最先端の物流ICT機器を取りそろえた。日本での常設展示が初となる人とロボットが共同作業を行う協働型搬送ロボット「AMR:Autonomous Mobile Robot(Syrius Robotics Co., Ltd)」や、このLABOでしか体験することができない常設された棚移動ロボット「EVE(ギークプラス)」など約30種類の最新ソリューションを展示した。体験型ソリューションゾーンでは、実際に機器を操作・使用して、機器の効果を体感できる。

<搬送ロボット>
搬送ロボット

「MFLP ICT LABO 2.0」は、2017年9月に開設した「MFLP ICT LABO」(約130m2)を約10倍の面積に拡大し、移転した施設。

2017年9月に開設した「MFLP ICT LABO」では、延べ250社以上の企業が来場し、10社を超える企業が物流ICT機器が導入された。単なる床貸しに留まらず、入居企業のさまざまなニーズに対応するソリューションパートナーとなるべく、「MFLP ICT LABO 2.0」内にはコンサルティングルームも併設した。

企業へのソリューション提案を強化し、物流 ICT 機器の導入に関する倉庫内レイアウトの検討やコストメリ
ットの算出など、これまで以上に柔軟に各企業の課題を解決するオーダーメイドのソリューション提案に取り組む。

<ロボットアーム>
ロボットアーム

人手不足等が深刻な課題となっている物流業界において、三井不動産は「MFLP ICT LABO 2.0」を活用し、倉庫内物流の自動化・省人化ソリューションを提供するとともに、入居企業と入居検討企業の課題解決に取り組むという。

■MFLP ICT LABO 2.0
https://mflp.mitsuifudosan.co.jp/labo/index.html

■見学案内
TEL:0120-321-735
(月~金9:00~17:30)
https://www3.mitsuifudosan.co.jp/enquete/agreement.php

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