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光洋/3密回避「リアルタイム」混雑状況可視化サービス導入

2020年05月19日 15:00 / IT・システム

イオングループの光洋は5月12日、新型コロナウイルス感染症対策の一環として、店内での密閉・密集・密接の3密を回避するため、店舗内の混雑状況をリアルタイムで可視化するサービスを導入した。

<リアルタイムで店舗の混雑状況を発信>
リアルタイムで店舗の混雑状況を発信
出典:光洋ホームページ

「Wi-Fiでも検知可能」「専用アプリ不要」と、従来のBeacon(ビーコン)が持つ欠点をクリアにしたAIBeaconを活用したシステム・サービスを提供するアドインテのシステムを導入したもの。

Wi-Fi対応によって、計測可能範囲は半径数メートルから最大で約180mになり、個人情報を取得することなく、匿名のアクセス情報が取得できる。取得した情報はアドインテDMPに蓄積され、さまざまなマーケティング施策に活用することができる。

リアルタイムで店舗の混雑状況を発信することで、できる限りお昼やピークタイムを避けて来店することを促す。

混雑状況は、店内の来店状況を、「過去平均」と「1時間単位の現在の状況」の2種類のグラフで示している。

システムの導入スピードは最短1~2週間で、特別な設定や工事も必要なく低コストで導入できる。

店舗従業員や、来店客が安心、安全に来店できるよう、小売業の意見を反映させながら、さらなるサービス開発を進める。

まずは、大手スーパーマーケットチェーン店への導入を進めながら、他のチェーン店へも拡大する予定だ。

■問い合わせ
アドインテ
TEL:075-342-0255

■光洋
https://www.kohyo.co.jp/

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