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東急百貨店/接客AI「SELF LINK」利用者はEC客単価1.6倍に

2020年07月09日 11:50 / IT・システム

SELFは7月8日、ECサイト向けサービス、セールスオートメーションAI「SELF LINK」を東急百貨店へ導入した結果、「SELF LINK」利用ユーザーは、非利用ユーザーに比べ、コンバージョン率約2.5倍、客単価約1.6倍になったと発表した。

セールスオートメーションAI「SELF LINK」は、ユーザーとの会話により「ユーザーをより深く理解する技術」に、「商品要素を理解し解析する技術を組み合わせることで、実店舗での接客のような会話や提案を、ECサイト上で可能とするシステム。SaaS型サービスのため、⼀般的なECサイトであれば2〜3週間程度での導入が可能だという。

<ECでAI店員が接客>
ECでAI店員が接客

東急百貨店オンラインショップ上で、「SELF LINK」が搭載されたAI接客店員が、顧客のサイト滞在情報、会話履歴などから、個々人にマッチした商品提案を6月8日~18日行った。

「父の比特集」「渋谷ワインステーション」「お中元」のギフト提案を中心にオンラインショップ上で接客。サイト上のAI接客店員との会話を利用したユーザーと利用しなかったユーザーを比較すると、コンバージョン率(カートに入れる)約2.5倍になった。

「ユーザーのニーズにマッチした商品提案」をすることで、コンバージョン率がより高まることがわかった。

また、客単価についても、利用ユーザーが、約1.6倍高くなっている。

今回の実験ではギフト提案が中心であり、ユーザーのニーズにマッチした商品提案をすることで、金額が少々高くなっても、「これなら喜んでくれそうだ」「送ると喜びそうだな」といった顧客心理に訴えることができたものと分析している。

■問い合わせ先
SELF
担当者:山本
メール:info@self.systems
TEL:03-6908-8434
https://self.systems/

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