東急/商業施設事業を8月に再編、新設の「東急リテールマネジメント」が事業を統括
2025年03月24日 16:42 / 経営
東急は3月24日、商業施設運営事業の再編を発表した。
再編の効力発生日は今年の8月1日付。
東急の100%子会社として、商業施設運営事業を統括する「東急リテールマネジメント」を設立。東急モールデベロップメントやSHIBUYA109エンタテイメント、渋谷地下街、ながの東急百貨店など複数の商業施設運営子会社を、東急リテールマネジメントの傘下に置き、一体的な商業施設の運営体制を構築する。
また、東急の100%子会社である東急百貨店については、東急が吸収合併して賃貸物件などを取得。同時に東急百貨店の運営事業は新たに設立するTK百貨店準備会社(同日付けで「東急百貨店」に商号変更)へ吸収分割し、商号変更によって誕生する東急百貨店は東急リテールマネジメントの傘下に入る。
再編後は、東急リテールマネジメントが各商業施設運営子会社の機能を整理し、経営効率の高度化を図る。これにより各子会社それぞれの特色を生かした事業創造を推進する。
今後、東急線沿線を中心とした商業施設の企画開発では、東急リテールマネジメントと商業施設運営子会社が横断的な体制で参画。東急リテールマネジメントと各子会社がそれぞれの事業ノウハウなどを結集し、新たなビジネス・コンテンツの創造を目指す。
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