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イトーヨーカドー/全135店・3万人の店舗間情報共有に「Shopらん」導入

2020年10月29日 15:00 / IT・システム

ドリーム・アーツは10月27日、イトーヨーカ堂がイトーヨーカドー全135店舗、約3万人の本部-店舗間コミュニケーション環境づくりのため、多店舗オペレーション改革を支援するクラウドサービス「Shopらん(ショップラン)」を9月より導入したと発表した。

<店舗間情報共有に「Shopらん」導入>
「Shopらん」導入

「Shopらん」は、多店舗企業の本部・店舗間コミュニケーションに特化したクラウドサービス。エディオン、すかいらーく、RIZAPなど幅広い業種・規模で採用され、導入店舗数約3万7000店・利用人数約53万人(海外含む)となっている。

「Shopらん」は、サービス基盤として日本マイクロソフトが提供するクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」を採用し、利用規模の変化やコンテンツの増加にも柔軟に対応できる環境を実現している。

これまでイトーヨーカ堂では、本部からの情報発信にメール、掲示板、電話を主に利用しており、店舗はそれらから届く情報をひとつひとつ確認し整理をしていた。

また、本部では指示をしたタスクに対しては、店舗からの報告をもとに確認していた。今までの方法でも店舗運営は可能だったが、顧客満足度をより向上させるためには、今まで以上に本部と店舗の生産性を上げる課題を感じていた。

今回、Shopらん導入にあたり、「本部-店舗間における情報共有ツールの一本化」「簡単で分かりやすいタスク管理による抜け漏れの防止」を実現することで、本部・店舗ともに働きやすい環境を目指す。

<本部と店舗の生産性向上>
本部と店舗の生産性向上

現在、店舗では役職者を中心に利用を開始しているが、順次拡大し、2020年12月を目途に全従業員の約3万人が利用開始予定となっている。

イトーヨーカ堂販売業務部の小柳優子氏は、「私たちの目指す姿は『お客様から選ばれる店舗であり続ける』ことです。その姿を実現するために、今回のShopらん導入を通じて、店舗と本部が相互で『シンプル』で『わかりやすい』本部-店舗間コミュニケーションの環境づくりを推進してまいります」。

「店舗で働く従業員は『お客様に寄り添った接客や売場づくりの時間の確保』、本部で働く従業員は『リアルタイムでの店舗状況の確認による効率的な店舗バックアップの実現』など、今まで以上にひとりひとりが本来やるべき業務へ注力することにより店舗での実行スピードを速め、お客様ニーズへしっかりと対応していきたいと考えています。従業員の仕事の質を高めること、やりがいやモチベーションの向上につながる職場環境づくり、そしてご来店いただくお客様に満足いただくためのサービス向上などを実現していきます」とコメントしている。

今後も、従業員ひとりひとりの生産的な仕事によって、さらなる顧客満足度向上につなげていく。

■「Shopらん」について
https://shoprun.jp/

■「Shopらん」サービス概要・事例を紹介するセミナー動画を公開中 
https://shoprun.jp/mov/intro-seminar-apply/

■問い合わせ先
ドリーム・アーツ
住所:東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー 29階
カスタマーサクセス統括本部 
広報担当:堀井
TEL:03-5475-2502 
E-mail:pr@dreamarts.co.jp

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