オーケー/クラウド型経費精算「楽楽精算」導入、毎月1万枚超の書類削減へ
2023年01月25日 14:20 / IT・システム
ラクスは1月25日、オーケーがクラウド型経費精算システム「楽楽精算」を3月から各店に、10月には本社へ導入すると発表した。
「楽楽精算」の導入により、全国139店舗から毎月本社へ送付されていた約1万4000枚の証憑(しょうひょう、領収書や請求書など)の管理、保管がゼロになる見込み。紙の証憑を本社へ送付するため、領収書を台紙へ張り付けるなどの店舗側の作業もなくなり、会社全体で大幅な業務改善が期待されている。
「楽楽精算」は、交通費、旅費、出張費など、経費にかかわる全ての処理を一元管理できるクラウド型の経費精算システム。「社員が申請、上司が承認、経理担当者の精算処理」という一連のワークフローを全て電子化することで、業務効率の改善、人的ミスの防止を実現する。2022年12月時点で、累計導入社数1万2000社を突破した。
今回、オーケーは基幹システムの刷新、電子帳簿保存法への対応、長期的に考えられる現状の経費精算フローの課題解消に向け、「楽楽精算」の採用を決定した。
「楽楽精算」で、電子帳簿保存法の「スキャナー保存」「電子取引データの保存」への対応が可能。店舗側は、証憑を「楽楽精算」へアップロードして申請するだけで作業が完了する。これにより台紙に紙の証憑を貼って本社へ送付する作業がなくなる。
本社側では、店舗からの申請を「楽楽精算」の画面上で確認する。証憑はデータで共有されるため、店舗から送られてくる紙の証憑を管理/保管する手間や場所が不要になる。
■「楽楽精算」製品サイト
https://www.rakurakuseisan.jp/
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