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ブルボン/「メタバース」空間を提供、お菓子と地元柏崎市の魅力を発信

2023年06月30日 10:20 / IT・システム

ブルボンは6月29日、メタバースを活用した「ブルボンメタバース」をグランドオープンした。

<ブルボンメタバース>
ブルボンメタバース

メタバース技術を活用することで、物理的な制約を超えて人と人とが身近に新たな方法でつながり、新しいコミュニティーへの参加を可能とするもの。

VRゴーグルなどは不要で、パソコンやスマートフォンのブラウザーからアクセスできる。大日本印刷(DNP)が開発を支援した。

バーチャル内のアバターを通じてユーザー双方で直接的に対話することができるため、よりリアルで自由なコミュニケーションが実現できるという。

「ブルボンメタバース」は、ブルボンの世界観と立地する地元柏崎市の魅力を一体化した新たなコミュニティー空間。クイズスタンプラリーに加え、新たに獲得したコインの枚数に応じて使用できるアバターが増えるなどゲーム要素をプラスした。

<地元の店や施設を体験できる機能を追加>
地元の店や施設を体験できる機能を追加

「お菓子な森エリア」には、「お菓子の木」に囲まれた空間に、お菓子のおうちやお菓子のでんしゃに加えて「チョコ噴水」が加わった。

また、本社ビルに向かう途中には、グミやキャンデーをモチーフに作られたカラフルな橋を架け、本社ビル前にはお菓子のイスとテーブルを設置したことで、ブルボンの商品が持つ「楽しさ」を魅力的に伝える空間を目指す。

「ブルボン本社ビルエリア」では、エントランスに「プチアイランド」を走る列車「くまのてせん」のジオラマ風セットがあり、「プチ」シリーズの楽しい世界に触れることができる。

さらに、ブルボンの歩みや活動を展示。本社ビル屋上には地域紹介ブースを設置してあり、地元地域に関連した動画コンテンツなどを配信して、魅力の発信を行い、高精細な360度パノラマの柏崎の街並みを楽しめる。

風景に点在するアイコンを選ぶと、アバターがその場所の360度フォトメタバース空間に囲まれ、利用者がアバターを通して柏崎市の各所を疑似体験できる仕様とした。

同社は、「ブルボンメタバース」を利用してもらうことで、学びと楽しさ、ほのぼのとしたいやしの提供、顧客とのさまざまなコミュニケーションの可能性を探求したい考えだ。

■ブルボンメタバース
https://www.bourbon.co.jp/bourbon-metaverse/

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