クラッシュアンドカンパニー/アパレル運営「店舗matic」導入で社内DX推進
2023年07月18日 11:10 / IT・システム
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ネクスウェイはこのほど、フランチャイズ経営によりレディースアパレル店舗を全国に展開するクラッシュアンドカンパニーが、本部と店舗間をつなぐコミュニケーションツール「店舗matic」を導入したと発表した。同社は店舗スタッフの「販売力」を何よりの強みとしており、スタッフの力を最大限発揮できるよう、コロナ禍をきっかけに社内のDXを推進している。
数年以上前から業務のデジタル化の必要性は感じていたもののなかなか踏み切れずにいた中、コロナ禍をきっかけにDXを一気に推進。人事系業務や勤怠管理など、社内の煩雑な業務をデジタル化するためにシステムを次々と導入。今回、「店舗matic」の導入に至った。
「店舗matic」は店舗運営に必要なさまざまな機能が搭載されているが、まずは機能の柱として本部から店舗に情報を配信できる「お知らせ」と、「店舗matic」内にデータをアップロードして共有できる「書庫」から利用を開始した。「お知らせ」については、店舗ごとに情報を閲覧したかどうか把握でき、非常に重宝しているという。
現在、特に活用が進んでいるのは、総務部となっている。スタッフの入退社に伴ってさまざまな手続きが発生するため、必要な情報の回答を求めたり別システムの入力をお願いしたりと、積極的に「店舗matic」を使用している。
また、「書庫」には、導入と同時に申請書類のフォーマットや社内マニュアルに至るまで、思いつく限りのデータをアップロード。「最新書類は『店舗matic』を探せば見つかる」状態を作った。
以前はファイルを探すためだけにOneDriveを開かなければならず、店舗にツール活用の意識付けができなかった。今回は、毎日「店舗matic」にログインをする習慣ができたため、データも「店舗matic」からダウンロードするという動きを社内浸透できたという。
「店舗matic」を導入したことにより、店舗では、本部からの指示への対応のヌケモレが減り、業務が効率的になった。また、最新の申請書類のフォーマットやマニュアルを利用する習慣付けができた。一方、本部では、本部から配信した情報の閲覧状況が店舗ごとに把握でき、フォローが容易になった。さらに、ファイル共有の方法が一元化され、作成したデータの保存場所等をメール配信する手間を軽減できたという。
■導入事例「クラッシュアンドカンパニー」
https://chainstore.nexway.co.jp/case/32
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