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羽田空港内レストラン/自動除菌ロボット導入

2023年10月18日 10:30 / IT・システム

廣瀬無線電機は10月18日、東京エアポートレストランとの共同実証試験を経て、羽田空港内レストランでの新たな除菌手段として、廣瀬無線電機が開発及び販売する自動除菌ロボット「Mover UV-C」の導入が決定したと発表した。11月初旬頃から、羽田空港第1ターミナル内店舗での運用を開始する予定だ。

<自動除菌ロボット>

羽田空港内にてレストランを運営する東京エアポートレストランでは、食事に来るお客や従業員などへ安心安全な空間を提供するべく、新型コロナウイルスやインフルエンザウイルス等の感染症へのさまざまな対策を行っている。

今後も新たな変異種や新ウイルスへの対応は不可欠であり、現場での人手不足に伴う店舗運営と従業員の除菌作業の効率化との両立は大きな経営課題となる。この課題解決に向け、廣瀬無線電機が開発及び販売する自動除菌ロボット「Mover UV-C」が正式採用された。

自動除菌ロボットを導入することで、無人での自動運転により人手不足へ対応するほか、今まで除菌作業に日々あたっていた店舗従業員への2次感染リスクとそれに伴う精神的ストレスへの軽減につながる。

また、アルコールや次亜塩素酸等を使用した薬液での一般的な除菌方法のみでは、「拭き漏れ、拭き残し」や「薬剤耐性菌」等の懸念があるが、Mover UV-Cでの自動除菌を取り入れることでより確実な除菌作業ができる。

今後は、実店舗でのロボット運用開始と並行し、多種多様な空港内施設でのニーズに適合するように複数台の除菌ロボットと除菌デスクライトなど、PHILIPSブランドの各種除菌機器を”UV-Cソリューション”として包括的に導入・運用することを計画しているという。

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