アルコール飲料売上ランキング／10月1位はアサヒ「ニッカフロンティア」

2024年11月14日 13:07 ／ POS分析

マーチャンダイジング・オンが発表した新商品の売上ランキングによると、10月のアルコール飲料1位は、アサヒ「ニッカフロンティア」500mlだった。

豊かな樽熟成の香りと、心地良いスモーキーさが広がるモルトの香り。飲み口はスムースでありながらコクが感じられ、熟した果実の甘さをピートのビターが引き締める。柔らかなオークを伴う甘い余韻が特徴だという。アルコール分48％。

＜アルコール飲料の新商品ランキング＞

2位は、サッポロ「サッポロ生ビール黒ラベルエクストラモルト」350ml×6。6位に「同」350ml、18位に「同」500mlがランクインしている。独自開発の「旨さ長持ち麦芽」を使用し、爽快な後味や何杯飲んでも飲み飽きない黒ラベルらしい「生のうまさ」は残したまま、さらなる麦のうまみを追求した。アルコール分5.5％。

3位は、キリン「華よい白桃スパークリング」350ml。手摘み白桃果汁に、もも果実の味わいがしみ込んだ酒を効かせて仕上げた。アルコール分3％。

5週間以内に発売した商品は、1位アサヒ「ニッカフロンティア」500ml、2位サッポロ「サッポロ生ビール黒ラベルエクストラモルト」350ml×6（6位に「同」350ml、18位に「同」500ml）、10位サントリー「金麦サワー」350ml、11位キリン「氷結無糖ウメ ALC.7％」350ml、12位キリン「氷結 mottainai ぽんかん」350ml。

13位サントリー「－196無糖ダブルレモン」350ml、14位サントリー「冬のみかんチューハイ」350ml、15位サントリー「冬の柚子チューハイ」350ml、19位宝酒造「タカラ焼酎ハイボール 5％特製梨サイダー割り」350ml、20位サントリー「ジムビームハイボール」350ml。

10位サントリー「金麦サワー」350mlは、こだわりの素材である「旨味麦芽」のほか、希少なレモンドロップホップに加えシトラホップを使用。麦のやさしいうまみと柑橘系の爽やかな香りの調和を実現した。香料や甘味料を使用せず、ビールの醸造技術でつくり込んだ自然な味わいを楽しめる。アルコール度数6％。

11位キリン「氷結無糖ウメ ALC.7％」350mlは、爽やかなウメの香りと飲み心地だという。アルコール分7％。

12位キリン「氷結 mottainai ぽんかん」350mlは、おいしいのに訳あって捨てられてしまう予定だった高知県産ぽんかんを使用。ぽんかんの豊かな香り、ジューシーな果実感が感じられ、満足感がありながらもスッキリとした後味が楽しめる。アルコール分4％。

13位サントリー「－196無糖ダブルレモン」350mlは、独自の「－196℃製法」によって、レモンのしっかりとした果実感と、無糖ならではのすっきりした味わいを実現。アルコール度数4％の軽やかな飲み心地も楽しめる。

14位サントリー「冬のみかんチューハイ」350mlは、和歌山県産の温州みかんを使用。果実まるごとのおいしさを引き出した。みかんのやさしい甘さとやわらかな酸味が特長だという。アルコール度数5％。

15位サントリー「冬の柚子チューハイ」350mlは、徳島県産の柚子を使用。華やかな柚子の香りとすっきりとした甘酸っぱさを楽しめる。アルコール度数5％。

19位宝酒造「タカラ焼酎ハイボール 5％特製梨サイダー割り」350mlは、和梨ピューレを独自の方法で抽出・ろ過した「特製果実エキス」を使用することで、さわやかな香りとみずみずしい味わいを実現。アルコール分5％でも飲みごたえのある辛口の味わいに仕上げた。

20位サントリー「ジムビームハイボール」350mlは、ジムビームの香味とハチミツの優しい甘さが調和した、飲みやすい味わいを目指した。アルコール度数5％。

新商品ランキングは、マーチャンダイジング・オンが提供するRDS-POSを活用し作成した。

RDSとは、食品・日用品を中心に取り扱い、POSシステムを導入している全国の小売業（総合スーパー、食品スーパー、コンビニエンスストア、ドラッグストア等）からPOSデータを収集、整備、データベース化したもの。

新商品の定義は、過去半年（26週）以内に発売された商品。これまでに実績のないJANコードで過去半年以内に初めて売上実績が上がった商品を新商品と定義した。