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神の雫ワインサロン/EC、SNS、雑誌、店頭を連携、オムニチャネルで販促

伊藤忠食品は2018年度の商品提案の一環として、ワインECサイト「神の雫ワインサロン」で販売する商品の店頭販売を提案する。

<店頭販売の提案ブース>
店頭販売の提案ブース

「神の雫ワインサロン」は、累計1000万部を突破したワイン漫画「神の雫」原作者・亜樹直氏が監修する、ワインと食のキュレーションコマースサイトで、2016年11月のボジョレー・ヌーヴォーの販売に合わせて、伊藤忠食品が開設した。

伊藤忠食品が扱う約50万アイテムから、亜樹直氏が厳選したワイン・食品を販売するほか、「神の雫」オリジナル商品の開発、「神の雫」で紹介されたワインと食のセット、有名シェフとワインに合うコラボ商品を企画・販売している。

<量販店向けの棚割り提案>
量販店向けの棚割り提案

これまでは、ECサイトのみでワインを販売していたが、今年は新たな提案として、実店舗でのコーナー展開を提案する。

EC事業部の徳村健部長は、「量販店からワインの差別化商材を求める声があり、実験的な取り組みとして神の雫ワインサロンのコーナー展開を提案する。量販店向けと百貨店向けの提案を用意しており、まず、今年度中に首都圏で数店舗での導入を目指す」と語る。

<量販店向けは1500円から提案>
量販店向けは1500円から提案

量販店では、1000円を超えるワインは販売しにくいといわれているが、より本格感のあるワインを求めるお客も増えている。

単にワインを単品で訴求するのではなく、「神の雫」という独自のワインの世界観を背景にもった商品を訴求する。

税別で1500円から4500円程度のワインをそろえ、自分で飲むためのワンランク上のワインを提案する。

<百貨店向けの棚割り提案>
百貨店向けの棚割り提案

一方で、百貨店向けの棚割りでは、ギフト需要を意識し、3000円から5000円台のオリジナルワインやワイングラスといったグッズも提案する。

<オリジナルワインの一例>
オリジナルワインの一例

神の雫ワインサロンでは、漫画「神の雫」に登場する、ワインの味わいを表現した言葉やシーンをラベルにしたオリジナルワインを販売しており、百貨店向けには、オリジナルワインを中心に提案する。

徳村部長は、「オリジナルワインは、そのワインを表現する言葉やイメージもラベルに描かれているため、ワインを単に味わうだけでなく、漫画の世界を追体験するような価値がある」と語る。

<定期的にワインを選定>
定期的にワインを選定

神の雫ワインサロンで販売する商品は、定期的に実施する試飲によって決定している。

毎回、300種類程度のワインを集め、伊藤忠食品とワイン専門誌「ワインナート」の編集部で30アイテム程度まで商品を絞り込んでいる。

その30アイテムを実際に、「神の雫」の原作者である亜樹直氏が試飲をして販売商品となる10アイテムを決定している。

<販売するワインの紹介と不採用ワインの評価>
販売するワインの紹介と不採用ワインの評価

試飲会の様子は、ワイン専門誌「ワインナート」でも紹介し、亜樹直氏のコメントを紹介する。また、販売する10アイテムのワインの評価だけでなく、不採用となったワインへの評価も合わせて紹介している。

<オムニチャネルのイメージ>
オムニチャネルのイメージ

「神の雫ワインサロン」では、会員向けのワインイベントも開催している。漫画、雑誌、イベント、SNS、ECサイト、店頭が連動することで、これまでの商品にはないオムニチャネルの販促ができるという。

通常、漫画を商品POPに使うには、著作権の使用料などの課題があるが、今回、コーナー展開をする場合は、伊藤忠食品が講談社と協力して作成した専用POPを提供する。

徳村部長は、「高価格帯のワインであり、しっかりと世界観を打ち出す必要があると考えている。棚1段の展開では、他の商品に埋もれてしまうので、3尺1本のコーナー展開で店頭販売を実現したい」という。

■神の雫ワインサロン
https://kaminoshizuku.jp/

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