ビックカメラ/目標年商100億円、秋葉原に初出店「ビックカメラAKIBA」
2017年06月22日 21:59 / 店舗レポート
1階には、購買頻度が高い、医薬品、お酒、日用品などを集積した。2階には、化粧品、ビューティー家電、メガネ、、コンタクトレンズ、時計、ビジネスバックを展開する。
1階、2階は女性が来店しやすいように、明るく優しい色使いの店内とした。また、各フロアの主要通路は、ベビーカーでも来店できる広さを確保した。
秋葉原は、訪日外国人観光客が多く集まる場所であることから、1階入口付近には、おみやげコーナーを展開した。
各フロアのレジで免税にも対応し、社員40人、アルバイト40人、合計110人のスタッフの約半数を英語や中国語など、外国語にも対応できる人材をそろえた。
ビックカメラが得意とするお酒コーナーは、天井まで商品を陳列する迫力のディスプレイを採用。家電だけでなく、お酒や日用品なども幅広く販売するビックカメラらしさを打ち出した。
同社では、売場作りの考え方として「壁を売るな!」という視点があり、店内では壁面をあまり見せずに、できるだけ商品を陳列することで、お客の関心を商品に向ける工夫をしているという。
2階では、訪日外国人観光客のニーズも高い、化粧品や美容家電をフロア入口付近で展開。インバウンド需要の取り込みも狙う。
秋葉原はアニメのコスプレで来街する人も多いため、カラーコンタクトレンズの品ぞろえを強化した。近隣のドン・キホーテが得意とする商品カテゴリーだが、体に身に着けるアイテムとして、目に優しい材質などにこだわったワンランク上の商品を展開することで、差別化を図った。同時に、メガネ、サングラスの専門売場も展開する。
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。