ブロンコビリー/4期連続2ケタ出店で、国分寺店をオープン
2017年12月20日 14:45 / 店舗レポート
ブロンコビリーは12月20日、東京・国分寺に「ブロンコビリー国分寺店」をオープンした。
店舗面積は約300m2、座席数122席で、平均客単価は1600円台で、ランチ1100円~1200円、ディナー2000円~2100円程度。目標年商は1億7000万円~8000万円を想定する。
ブロンコビリーは1978年に名古屋市北区で誕生したステーキ&ハンバーグレストランで、東海地区を拠点に関東・関西で119店を展開している。
今期は、関東・関西への出店を中心に進め12店をオープンし、4期連続の2ケタ出店となった。
2種類の炭で焼き上げるステーキやハンバーグ、大かまどで炊いた魚沼産コシヒカリ、ジュニア野菜ソムリエが考える季節限定サラダバーなどが特徴となっている。
メインメニューである肉料理には季節感がないため、サラダバーで野菜の旬を活用して季節感を打ち出す。春、初夏、夏、秋、冬の年5回、サラダバーのメニューを変更する。
レタスミックス、キャベツ、ロメインレタス、コーン、オニオンスライス、わかめ、ポテトサラダ、フルーツ盛り、といった定番メニューに加え、冬は「春菊とわかめのナムルサラダ」「ほうれん草とベーコンのペペロンチーノ」「白菜ときのこのサラダ オレンジ風味」「ごぼうの柚子味噌豆富」など季節メニューを加え、常時20種類以上の品そろえを提供する。
サラダバーでは、フルーツのほか、「えびせん」「コーヒーゼリー&特性クリーム」「たっぷりみかんゼリー(冬限定メニュー)」などデザートも提供する。
ディナータイムのセットメニューにはすべて、サラダバーが付いている。期間限定で平日ランチタイムにはセット価格300円(通常価格360円)、サラダバー単品で680円で提供する。
40代の子どものいるファミリー層の利用が多く、来店客数の曜日別比率は平日1に対して土日3程度となっている。
平日の昼は、ママ会や女子会などの来店があり女性の来店比率が75%程度にまで拡大している。サラダバーは、健康志向の強い女性からの支持も高いという。
ブロンコビリーは1990年代に安売り路線に転換した時期があったが、2001年に発生した狂牛病を機に業績が低迷したため、2004年から炭焼きとサラダバーを復活させている。
サイドメニューでは、5種類以上のジェラートと30種類以上のドリンクがお替り自由となるセルフ方式のジェラート&ドリンクバー(単品450円、食事とのセット270円)を用意した。
ドリンクバーのみは、単品330円、食事とのセット180円で提供する。
ジェラートは自社工場で生産する商品で、2016年7月から全店で導入した。サイドメニューもお替り自由で提供することで、お得感を演出する。
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