ベイシア/目標年商26億円、前橋に直営カフェ併設の次世代店舗
2018年06月27日 18:29 / 店舗レポート
フルーツ&ベーカリー「ハナカフェ」は、店内で販売する商品を素材とした彩鮮やかなランチプレート、旬のフルーツを使用したスムージー、ジェラート、ベーカリー、フルーツサンドなどを提供する。
家族や友人などとゆったりとくつろげる空間を提供するほか、青果部門で販売するくだものを活用したカットフルーツ、デザート、クレープ、ジェラートのほか、PB商品を活用した軽食などを提供する。
惣菜部門内のベーカリー担当が運営する仕組みで、ドリンク各種(100円~)、スムージー(各300円)、フレッシュ―ジュース(200円)、フレーバーウォーター(各100円)、ランチプレート(500円)、バーガープレート(500円)、フライドポテト(180円~)、ジェラート各種(200円)、カキ氷(250円)、クレープ各種(250円~)を販売する。
専用レジを2台設置し、軽食を販売するほか、デザートとベーカリー、ドライフルーツの会計にも対応する。
ベーカリー商品は、個包装で販売することで、衛生管理を徹底するほか、セルフサービスでカゴに入れ、店内の集中レジでも会計できる販売方法とした。
ハナカフェは、3月23日に千葉県勝浦市にオープンした「ベイシアスーパーセンター勝浦店」から開始した取り組み。群馬県吾妻郡でリニューアルオープンした「ベイシア吾妻店」で2店目を出店し、今回は3店目となる。
橋本社長は、「勝浦店では、当社の狙いどおり学生が学校帰りに寄っていくなど若年層の来店を促すきっかけとなっている。一方で、吾妻店は、まだ利用客が少ない。新しい取り組みであり、我々の方からお客様へ利用を促す必要もある」と既存店舗を評価する。
ハナカフェのオペレーションについて、橋本社長は、「当初から惣菜、ベーカリー、カフェを一つの作業として埋め込んでいる。従来、惣菜だけだった社員が、ハナカフェの会計も担当しベーカリーも担当するなど、惣菜グループとしてオペレーションをすることで、想定したとおり効率の良いオペレーションとなっている。提供メニューも簡単に提供できる形にしており、効率は悪くない」と語る。
今後のハナカフェの出店について、橋本社長は、「惣菜、ベーカリー、カフェを一体で運営することを前提にしているため、厨房も一体型にする必要がある。既存店ではすでにそれぞれの厨房があるため、大改装でなければ導入は難しい。新店については、ハナカフェを導入していきたい」という。
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