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ヨーカ堂/GMS構造改革で創業地に「食品館千住店」を出店

2019年03月15日 18:50 / 店舗レポート

食品館として、即食・簡便のメニュー提案を強化しており、1階、2階ともにメニューをイメージした売場づくりを強化した

<サラダコーナーではドレッシングとトッピングを提案>
サラダコーナーではドレッシングとトッピングを提案""

サラダコーナーでは、「野菜サラダ」「おかずサラダ」「おなじみのサラダ」とサイドメニューやメインメニューとして食べるサラダを提案。

ドレッシングやトッピングも一緒に提案することで、ひと手間かけて自分なりのサラダをカスタマイズできるようにした。

<精肉コーナーでは食品サンプルを展示>
精肉コーナーでは食品サンプルを展示

精肉コーナーでは、唐揚げ、野菜炒めなど、具体的な食品サンプルを配置するとともに、提案メニューを調理するための調味料も併売することで実際に調理をしてみようという意欲をかきたてる売場を目指した。

千住店は小型店でバックヤードも限られているため、精肉商品を100%PC商品で対応している。

<鮮魚は刺身と寿司を訴求>
鮮魚は刺身と寿司を訴求

鮮魚部門は、すぐ食べらる刺身と寿司を訴求した。切身は味つけの商品を強化し、品ぞろえを絞り込んだ。高齢者でも肉食ニーズが高まっていることから、鮮魚部門はスペースを縮小した。

<塩干と干物は商品を絞り込み>
塩干と干物は商品を絞り込み

鮮魚部門だけでなく、塩干と干物も商品を絞り込み、塩鮭やホッケの干物など定番の売れ筋商品を中心に展開している。

<レンジで温めるだけの惣菜>
レンジで温めるだけの惣菜

レンジで温めるだけで、おかずのもう1品ができる半調理品の惣菜を集合展開し、時短調理のニーズに対応する。

<50円コロッケを訴求>
50円コロッケを訴求

家庭での揚げ物調理が減少していることを受け、揚げ物コーナーを充実させた。看板商品として50円コロッケを訴求し、手頃な価格で食卓にもう1品を加えやすくした。

<缶詰・瓶詰をおかずとして訴求>
缶詰・瓶詰をおかずとして訴求

加工食品の缶詰・瓶詰も「もう1品のおかずに」のPOPをつけることで、おかずとして訴求している。

<健康配慮型商品もコーナー化>
健康配慮型商品もコーナー化

健康を気遣う高齢者や女性などからニーズが高い、健康に配慮した商品もコーナー展開し、カロリーをコントロールした商品、スーパー大麦を使用したごはんなどを提案する。

<減塩商品などをPOPで訴求>
減塩商品などをPOPで訴求

減塩商品は減塩の飛び出しPOPを活用して訴求。飛び出しPOPは、減塩のほか、バイヤーおすすめ、少量サイズなども用意し、ゴンドラ内の商品を分かりやすく訴求している。

<国産納豆コーナー>
国産納豆コーナー

狭小店舗のため、総アイテム数は絞り込んでいるが、地域のニーズが高いカテゴリーはこだわりの商品も導入した。国産の納豆や豆腐もコーナー展開することで、品ぞろえの豊富さを演出している。

<国産豆腐コーナー>
国産豆腐コーナー

川嶋店長は、「1号店の店長ということでプレッシャーもある。ヨーカ堂に入社して以来、さまざまな店舗を経験しているが、これほど地域の人々から支持されている店舗は経験したことがない。これからも1人でも多くのお客様に愛される店舗を目指したい」と語った。

施設概要
所在地:東京都足立区千住3-2
延床面積:1921m2
売場面積:約992m2
建物店舗:地上1F・2F
従業員数:計76人(社員16人、パートタイマー60人※8時間換算)
営業時間:10時~22時
商圏人口:約5万人・2.6万世帯(半径1km圏内)

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