コレド室町テラス/日本初出店含む31店、シリーズ計売上250億円へ
2019年09月24日 17:00 / 店舗レポート
三井不動産は9月27日、東京・日本橋に「コレド室町テラス」をオープンする。9月24日マスコミ向け内覧会を開催した。
「コレド室町テラス」は、「日本橋室町三井タワー」の地下1階~地上2階に位置する商業施設。地下1階は、地下歩道を通じ、東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前」駅、JR横須賀線・総武快速線「新日本橋」駅に直結している。
開発コンセプトは、「『価値ある時間を』、過ごす場所」で、店舗面積約6000m2に交流を促すモノ・コト・食の日本初出店の2店を含む31店をそろえた。
9月24日行われた記者会見で、商業施設本部の牛河孝之アーバン事業部長は、「当社の日本橋再生計画は2010年コレド室町1、2014年コレド室町2・3開業と続き、現在合計年間3000万人が来館している。コレド室町テラスを加え、シリーズ全体で売上250億円規模を目指す」。
「ワーカーのイメージが強かった日本橋は、ここ数年幅広い客層が集まるようになった。コレド室町テラスは2階の誠品生活を核テナントとし、ワーカー、ファミリーなどの日常使いも、ハレの需要も取り込みたい。今後も交通の利便性を生かし、積極的にイベントを実施し、日本橋全体を盛り上げていく」と話した。
メインテナントとして、2階に台湾から日本初進出の「誠品生活日本橋」が「くらしと読書のカルチャー・ワンダーランド」をコンセプトに出店。店舗空間の設計は台湾を代表する建築家、姚仁喜(クリス・ヤオ)氏が担当し、フロアは「誠品書店(書籍)」「文具」「セレクト物販・ワークショップ」「レストラン・食物販」の4ゾーンで構成されている。
日本初進出5ブランドを含む約50の台湾ブランド、日本をはじめ世界中から洗練されたアイテム、フード、ワークショップなどがそろう。
<Gino Sorbillo Artista Pizza Napoletana>
1階には、大屋根を配した広場からの賑わいをつなげる、集いと憩いの商業空間を創出。日本初進出のナポリピッツァレストラン「Gino Sorbillo Artista Pizza Napoletana」が出店し、有機食材を使ったピッツアなどが楽しめる。
「白い恋人」が人気のISHIYAによる北海道外初のカフェもオープン。札幌発の締めパフェ、パンケーキ、軽食など2~3次会の需要取り込みを目指しており、平均客単価2000~3000円を見込む。
良質な皮製品をそろえた土屋鞄製造所、雑貨と食のセレクトショップ「日本百貨店にほんばし総本店」、オーダーメイドで作る刺繍ハンカチの「CLASSICS the Small Luxury」なども出店する。
地下1階は、ライブ感を重視したバラエティ豊かな飲食店舗を集積。関東初出店の「博多ニューコマツ」、「大金星」、「魚盛」など居酒屋業態、スターバックスコーヒー、箱根湯本ホテルが展開するベーカリー・レストランバー「Hakone Bakery Dining&Bar」がオープンする。
■コレド室町テラス
所在地:東京都中央区日本橋室町3-2-1
テナント数:31店舗
商業面積:約6000m2
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