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J.フロント/5月はGINZA SIX開業効果で、不動産事業3倍

2017年06月15日 16:08 / 月次

J.フロントリテイリングが6月15日に発表した5月度連結売上収益報告によると、5月の不動産事業は、GINZA SIX(ギンザシックス)の家賃収入が加わり、前年同期比194.7%増と大幅増となった。

百貨店事業は0.6%増で、日曜日が1日減であったものの、気温の上昇に伴い、婦人シャツ、ブラウスやパラソル、サングラスなどがが好調に推移したほか、訪日外国人の活発な購買により化粧品、ラグジュアリーブランドが大きく売上を伸ばした。

大丸松坂屋百貨店合計は3か月連続、百貨店事業合計は2か月連続で前年実績を上回った。

婦人服・洋品は、ラグジュアリーブランドが好調を持続した。紳士服・洋品は、前年の名古屋店の改装オープン景気の反動によりマイナスとなった。

身回品は、アクセサリー、かばん・旅行用品が苦戦した。雑貨は、化粧品が訪日外国人客の増加による効果に加え、国内客による活発な購買により好調を持続した。

家庭用品は、生活雑貨や催事が好調だった。食品は、洋菓子や大型催事がけん引した。

パルコ事業は0.3%減で、月前半の大型連休企画や月後半に実施した顧客優待セールの好調に加え、雑貨と飲食が堅調であったものの、日曜日が前年に対して1日少なかったことや、衣料品の動きが鈍かった。

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