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ファミリーレストラン/12月の既存店売上高、すかいらーく除く4社が増

2018年01月30日 12:30 / 月次

ファミリーレストラン主要5社が発表した12月の月次営業情報によると、既存店売上高はすかいらーくのみが1.5%減と減少した。

一方で、サイゼリヤ0.9%増、セブン&アイ・フードシステムズ0.4%増、ジョイフル5.3%増、ロイヤルホスト2.6%増、となった。

客数は、すかいらーく3.4%減、サイゼリヤ0.3%減、セブン&アイ・フードシステムズ0.7%減、ジョイフル5.5%減、ロイヤルホスト2.2%減と全社が前年割れとなった。

客単価は、すかいらーく1.9%増、サイゼリヤ1.2%増、セブン&アイ・フードシステムズ1.1%増、ジョイフル11.5%増、ロイヤルホスト5.0%増と全社が増加した。

各社とも客数の落ち込みを、客単価の増加で補う月となった。

<ファミリーレストラン イメージカット>
ファミリーレストラン イメージカット

■すかいらーく(2016年12月期:売上高3545億円)
既存店売上高は1.5%減、客数3.4%減、客単価1.9%増。総売上高1.2%増

2017年度から実施している深夜営業時間短縮により1%減程度の影響があった。

12月度は、11月度に引き続き、店舗オペレーションの安定化を意図したメニュー改定の削減やクーポンの見直し・整理を実行した結果、確実な店舗運営力の向上を確認できた。

夢庵や藍屋などの和食ブランドでは、個室へのリモデルやメニュー拡充など宴会需要の取り込み強化の施策が奏功し、売上増に貢献した。

デリバリーとテイクアウトは自家製ローストチキンの販売が好調で、デリバリー売上高は10%弱増、テイクアウトは20%超増と好調に推移した。

12月度は7店の新規出店(しゃぶ葉3店、chawan1店、むさしの森珈琲1店、その他2店)を実施し、2017年年間の新規出店は97店・ブランド転換25店・リモデル295店となった。

■サイゼリヤ(2017年8月期:売上高1483億円)
既存店売上高0.9%増、客数0.3%減、客単価1.2%増。店舗数1010店

全店売上高4.3%増、客数3.3%増、客単価0.9%増。店舗数1073店

■セブン&アイ・フードシステムズ(2017年2月期:売上高838億円)
既存店売上高0.4%増、客数0.7%減、客単価1.1%増

全店売上高1.3%減

■ジョイフル(2016年12月期:売上高645億円)
既存店売上高5.3%増、客数5.5%減、客単価11.5%増

全店売上高6.8%増、客数4.2%減、客単価11.5%増

12月は、埼玉所沢店を出店し、富山飯野店を退転し、合計735店

■ロイヤルホールディングス(2016年12月期:外食事業622億円)
ロイヤルホスト
既存店売上高2.6%増、来客数2.2%減、客単価5.0%増

天丼てんや
既存店売上高0.1%増、来客数2.1%減、客単価2.2%増

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