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東京地区百貨店/8月の売上は1107億円、2か月ぶりのプラス

2018年09月27日 10:40 / 月次

日本百貨店協会が発表した7月の東京地区百貨店(13社25店)の売上高概況によると、売上高は約1107億円(前年同月比1.6%増)で、2か月ぶりのプラスとなった。

売上高構成比の89.9%を占める店頭売上高は2.6%増、同10.1%の非店頭は7.0%減。

8月の東京地区は、台風の影響を受けつつも、各社が打ち出した夏休みイベントやコラボレーション催事、食料品関連企画など多様なプロモーション施策が人気を博し、入店客数は3.2%増と10か月連続でプラス。

猛暑により雑貨や軽衣料を中心に盛夏商材が引き続き好調推移したうえ、インバウンドも堅調で、売上高もプラスに転じた。

商品別では、主要5品目のうち、増勢が続く雑貨に加え、身のまわり品、家庭用品、食料品がプラスに転じ、4品目で前年をクリアした。

衣料品は0.1%減とほぼ前年並みで、回復の兆しが見られる。

身のまわり品では、ラグジュアリーブランド(バッグ、財布、カードケース)や、サングラス、サンダル、晴雨兼用傘などの盛夏アイテムが好調。

洋服の軽装化にあわせた、ピアスやネックレスなどアクセサリーも動いた。

食料品では、惣菜や、和洋酒などが好調なその他食料品が全体を押し上げた。

化粧品は高伸が続いており41か月連続プラス。好調な国産UVケア商品のほか、海外ブランドも動いた。

衣料品では、スカート、ワンピース、ブラウス、カットソー、ハンカチ、帽子、特選衣料などが好調。

また、猛暑を受けてビアガーデンも盛況だった。

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