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カジュアル衣料/2月既存店ライトオン3.2%減、マックハウス14.6%減

2019年03月28日 15:30 / 月次

カジュアル衣料5社の2月度の営業概況によると、ユニクロ(ファーストリテイリング)3.0%増、ユナイテッドアローズ1.2%増、、ジーンズメイト3.7%増だったが、ライトオン3.2%減、マックハウス14.6%減と明暗を分けた。

<ユニクロイメージ>
ユニクロ

■ファーストリテイリング(2018年8月期:売上高1兆8619億円)
既存店+Eコマース(既存店計751店舗)売上高3.0%増、客数4.5%増、客単価1.4%減

直営店+Eコマース(直営店計783店舗)売上高3.0%増、客数4.5%増、客単価1.4%減。

出店0、退店1。直営店782店。

2月は、春物商品が順調に立ち上がった。

■ユナイテッドアローズ(2018年3月期:売上高1544億円)
小売既存店売上1.2%増、ネット通販既存店売上18.5%増、小売既存店客数0.6%増、小売既存店客単価0.7%増。

小売全店売上0.3%増、ネット通販全店売上12.3%増、小売全店客数0.2%減、小売全店客単価0.5%増。

子会社のCHROME HEARTS JPのビジネスユニット売上高前期比は0.2%減、コーエンの全社売上高前期比は7.4%増。

2月は、月前半は前年同月に比較し気温が低く推移したことに伴い、冬物アウターや防寒小物の最終セールが好調に推移した。

中旬以降は気温の上昇に伴い春物商品が順調に売上を伸ばした。

メンズでは月を通じてアウター、ジャケット、パンツ、シューズなどが、ウィメンズではアウター、ジャケット、スカート、ワンピースなどが好調に推移した。

■ライトオン(20日締、2018年8月期:売上高767億円)
既存店売上3.2%減、客数6.8%増、客単価9.4%減。

全社売上7.1%増、客数1.8%増、客単価8.7%減。

出店0、退店5、2月度末店舗492店。

2月度は、月度後半に向けて、客単価の落ち込みも回復基調にあったが、記録的寒波が3連休に到来し、売上を伸ばしきれなかった。

商品動向は、ナショナルブランドの新作ジーンズ、プライベートブランドの和紙デニムシリーズが好調に推移した。

■マックハウス(2018年2月期:売上高308億円)
既存店売上14.6%減、客数9.0%減、客単価6.1%減。

全店売上13.3%減、客数4.8%減、客単価9.0%減。

出店0、退店8で2月末計398店舗。

2月は、前年に対して気温の高い日が多く、春物商品が堅調に推移したものの、冬物商品が前年を大きく割り込んだ。

商品動向は、メンズ、レディースともにボトムスが堅調に推移した。

■ジーンズメイト(20日締、2018年3月期97億円)
既存店売上3.7%増、客数5.8%増、客単価2.0%減。

全店売上4.0%減、客数2.8%減、客単価1.2%減。

出店0、退店1、2月度末店舗数74店。

MD改革により、投入を早期化している春物新規の商品群が、ナショナルブランド(NB)のカットソーや、帽子・バッグの服飾雑貨を中心として好調に推移し、月度の後半にかけて盛り返した。

全店売上高は店舗数純減などにより前期実績を下回ったが、既存店売上高は3カ月連続で前期実績を上回った。

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