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ファミリーレストラン/5月既存店5社そろって増

2019年06月28日 13:40 / 月次

ファミリーレストラン主要5社が発表した5月の月次営業情報によると、既存店売上高はすかいらーく4.2%増、サイゼリヤ0.4%増、セブン&アイ・フードシステムズ2.5%増、ジョイフル1.0%増、ロイヤルホールディングス4.4%増とそろって前年同期を上回った。

<ファミリーレストラン イメージカット>
ファミリーレストラン

客数は、すかいらーく0.5%減、サイゼリヤ0.9%減、セブン&アイ・フードシステムズ0.8%減、ジョイフル0.7%減と4社はダウンした。

ロイヤルホストのみ0.6%増とプラスだった。

客単価は、すかいらーく4.7%増、サイゼリヤ1.4%増、セブン&アイ・フードシステムズ3.3%増、ジョイフル1.8%増、ロイヤルホスト3.8%増と全社がプラスとなった。

■すかいらーく(2018年12月期:売上高3306億円)
既存店売上高は4.2%増、客数0.5%減、客単価4.7%増。全店売上高6.4%増。

5月度新規出店は2店(しゃぶ葉1店、むさしの森珈琲1店)、2019年5月店舗数合計3225店。

ガストでは、ゴールデンウィーク期間のハレの日需要向けに「リブロースステーキ」や「牛たん」など高付加価値メニューを投入。

また、同時にヤングファミリー向けに、すかいらーくアプリやニュースキュレーションアプリで割引キャンペーンを実施し、単価増と売上増に貢献した。

5月16日からは「肉祭2019」フェアを開催。「肉祭り」というテーマ性の高いプロモーションと、過去の人気商品「ガストバーガー」の復活という話題性もあり、売上が好調だった。

バーミヤンは、ご当地の麺/飯を甲子園野球に見立てた「中華甲子園」フェアを5月23日より実施。

ジョナサンでは、食材にこだわり夏の健康を意識したフェアを5月16日より開催した。暑くなるタイミングと販売開始が重なり、特に「盛岡冷麺」が好調だった。

5月まで累計で49店舗の業態転換を実施し、これら店舗の業績は好調に推移した。

すかいらーくアプリのダウンロード数は1900万(前年比40%増)、Twitterのフォロワー数は147万人(前年比約2倍)に拡大。

9月1日の全店舗の禁煙化に向け、5月末時点では1015店舗で全席禁煙、977店舗で敷地内全て禁煙の全面禁煙を実施した。

■サイゼリヤ(2018年9月期:売上高1540億円)
既存店売上高0.4%増、客数0.9%減、客単価1.4%増。店舗数1043店

全店売上高0.9%増、客数0.3%減、客単価1.1%増。店舗数1083店

休業1、閉店5だった。

■セブン&アイ・フードシステムズ(2019年2月期:売上高782億円)
デニーズ
既存店売上高2.5%増、客数0.8%減、客単価3.3%増

全店売上高1.0%増。

■ジョイフル(2018年6月期:売上高321億円、決算期を2018年より変更のため6か月決算)
既存店売上高1.0%増、客数0.7%減、客単価1.8%増

全店売上高0.0%、客数1.7%減、客単価1.8%増

出店0、退店1、店舗数合計723店。

■ロイヤルホールディングス(2018年12月期:外食事業617億円)
ロイヤルホスト
既存店売上高4.4%増、来客数0.6%増、客単価3.8%増

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