全国百貨店/3月売上高「新型コロナウイルス」で40%減の可能性
2020年03月23日 16:30 / 月次
政府が3月21日に開催した「第3回新型コロナウイルス感染症の実体経済への影響に関する集中ヒアリング」で、3月の全国百貨店売上高が、前年比40%減と過去最高の落ち込みとなる可能性があることが発表された。
日本百貨店協会会長として、ヒアリングに出席した赤松憲三越伊勢丹ホールディングス代表取締役会長が提出した資料で明らかになった。
2001年1月~2020年3月の過去20年間の売上高増減率推移を見ると、2008年9月から始まったリーマンショックでは、2009年年間で10.1%減となった。
2011年3月に発生した東日本大震災の際は、3月単月の売上高は14.7%減だった。2014年3月に実施された消費税増税の駆け込み需要の反動減があった2015年3月は19.7%減と大きく売上高を落とした。
今回の新型コロナウイルスの影響で、過去最大の売上減少となる可能性があるという。
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